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「宮城県JA新みやぎで田植え体験」を開催しました

5月23日~24日の2日間にわたり、宮城県の米産地JA新みやぎにて「JA新みやぎで田植え体験」を開催し、組合員26名が参加しました。

JA新みやぎ「みどりの地区」は宮城県大崎市、涌谷町、美里町を管内とし、パルシステムで取り扱っている『エコ・宮城ササニシキ』『エコ・宮城ひとめぼれ』『宮城まなむすめ』『エコ・宮城つや姫』などのお米の産地です。

今回は、田植え体験、生きもの観察、地域の見学をとおして、化学合成農薬・化学肥料を極力減らし環境に配慮した農業や、産地や地域の取り組みについて理解を深める交流を行いました。

「ササニシキ」の田んぼで体験

1日目は、宮城県大崎市にあるJA新みやぎ鹿島台地域の生産者、鈴木さん(パルシステム米栽培研究会会長)の「ササニシキ」の田んぼで生きもの観察と田植えを体験しました。
まずは、田植えに使う苗の積み込み体験を行うところからスタート。苗がずっしり詰まった育苗箱(お米の種を植えて、田植えができる大きさになるまで育てる箱のこと)を運びます。ふたりでひとつ持つ参加者もいるなか、重たい育苗箱をふたつ同時に持つ産地の方に、驚きの声が上がりました。

立派に育てたお米の苗をリレー方式で運び出していきます

苗をトラックに積み込んだら、いよいよ田んぼに向かいます!
田んぼに移動したあとは、大崎市職員の鈴木さんに解説していただきながら田んぼの生きもの観察を行いました。網を片手に用水路や田んぼの中で生きものを探し、ガムシやアマガエルなど、さまざまな生きものを見つけることができました。
たくさんの生きものが棲まうのは、豊かな田んぼの証拠です。持続可能な環境保全型農業を続けている産地ならではの生態系を知る機会となりました。

どんな生きものがいたかな?

おやつに、産地の方に作っていただいた「ササニシキ」のおにぎりとお漬物を食べたあとは、田植え機の乗車体験や手植え体験を行いました。
エンジン音を響かせながら広大な田んぼを進む田植え機に、参加者は目を輝かせていました。

おにぎりがよりいっそうおいしく感じます!

田植え機の乗車体験の様子

生産者の方が田植え機を使うと、田んぼには苗が一本の直線のように並びます。その様子を見たあと、実際に操作した参加者からは「簡単そうに見えるのに、まっすぐ植えるのがむずかしい!」との声が。生産者の、熟練の技を目の当たりにする瞬間でした。
手植えでは、苗の植え方を教わり、生産者やJA新みやぎの職員と協力して苗の手植えを行いました。やわらかい土の中での作業に試行錯誤しながら田植えをすると、ますますお米を作ることの大変さを身に染みて実感し、産地への感謝がさらに増す田植え体験となりました。

たくさんのお米ができますように!

一面に広がる田んぼを背に、みんなで記念写真!

地域の取り組みや伝統を知る

2日目は、さつまいものキュアリング施設の見学を行いました。
この施設は、JA新みやぎが2023年度よりさつまいもの栽培を本格的に開始するにあたり、2024年度から利用を開始しました。「キュアリング」とは、収穫したさつまいもに付いた細かな傷を、高温多湿の条件下で数日保管することでコルク層(かさぶたのようなもの)を作って、さつまいもの腐敗や変質を防ぎやすくする工程です。この日、キュアリング施設内はさつまいもの糖度を上げるために温度を下げている状態で、ひんやりとした施設の中ではたくさんのさつまいもが保管されていました。参加者からは「施設によってキュアリングの技術は変わりますか?」「この中にはまだ洗ってないサツマイモが保管されているんですか?」など、次々と質問があがりました。キュアリング施設を見たあとは、サツマイモの苗を見せていただきながら栽培方法などについてお話ししてもらい、石焼き芋の試食を行いました。
産地の新たな取り組みについて学んだあとは、宮城県の伝統的な食文化「しそ巻き」作りに挑戦しました。

施設内にはたくさんのさつまいもが

くるみ入りの甘じょっぱいみそを、しそで包んでいきます

その後、生産者やJA新みやぎの職員と机を囲みながら、地元の野菜をふんだんに使用した昼食をいただき、2日間にわたる交流は終了しました。

   

参加者の感想

  • 苗を育てるところから出荷されるまで、いろいろな作業があり、たくさんの人が関わっているのがわかって今まで以上に感謝して残さず食べようと思いました。
  • 品質の良いものを作ろうと努力され、保存や加工も工夫されていることを知り、今後もしっかり私たちが食べて応援していきたいなと思いました。
  • 皆さま方の経験や農業に対する想いをたくさん知ることができ、今回の交流会に参加して、本当に良かったと感じております。