資源循環型・環境保全型の地域づくりをめざし、生協と地域が支え合うしくみづくりのきっかけになるよう、県内産地交流をすすめています。

県内産地交流について

個性豊かな神奈川県内の各産地との交流企画では、参加した組合員のみなさんから「こんな近くに産地があったんだ」「知らなかったことがたくさんあった」など、驚きの声が多く寄せられます。ふだん口にしている商品がつくられる背景を生産者から直接聞くことができる貴重な機会でもあります。

交流県内産地

(有)ジョイファーム小田原(小田原市)

オニオン祭の写真

パルシステムグループ全体で、とても長く付き合いのある産地で、現在20~90歳代の生産者9支部130軒ほどが所属しています。安全・安心で、なによりおいしい作物を作るために、「当たり前のことを、ただただ誠実に、食べる方のために」でがんばっています。
当組合と(有)ジョイファーム小田原が中心になり設立した「小田原食と緑の交流推進協議会」では、玉ねぎ、みかんなどの収穫体験や耕作放棄地で柑橘を苗木から育てる取り組みなどを行っています。

産直商品

柑橘類、キウイフルーツ、ブルーベリー、玉ねぎ、梅、菜花

交流

オニオン祭、柑謝祭、梅干しづくり

小川和男養鶏場(相模原市)

農業体験と卵の交流企画の写真

創業100年を超える歴史ある養鶏場で、家族を中心に15名で3万羽のにわとりを飼育しています。鶏糞を有効活用した野菜の栽培にも取り組み、野菜の収穫体験や卵の学習会など、組合員との交流を行っています。
農場での小売や、近くの小学校の給食では養鶏場の卵を使用するなど、地域に密着した養鶏経営をしています。

産直商品

『産直たまご』

交流

卵の学習会、野菜の収穫体験

神奈川中央養鶏農協(愛甲郡)

農場・卵のパック詰め工場見学交流会の写真

丹沢連峰と相模川に育まれた大地にあり、豊かな自然環境のもとで、卵を生産しています。鶏卵専門の農協として1957年の設立から養鶏に携わり、パルシステムには、1日約14万個の卵を出荷しています。飼料のトウモロコシは収穫後の農薬散布をしていないPHF(ポストハーベストフリー)、非遺伝子組換えに限定し、健康な卵を生産しています。

産直商品

『産直たまご』『産直こめたまご』

交流

農場・卵のパック詰め工場見学交流会

(株)カジノヤ(川崎市)

納豆メーカー(株)カジノヤでは、共同実験農場として借りている川崎市麻生区の耕作放棄地で、組合員といっしょに津久井在来大豆を栽培する取り組みを行っています。この取り組みは、県内で連携をとり、お互いの資源を活用して新しい商品や事業を生み出していく取り組み「農商工消連携」として2012年度より始まりました。組合員も参加して栽培した津久井在来大豆は当組合限定商品『つながる ひろがる ゆめ納豆』に使用されています。

産直商品

『つながる ひろがる ゆめ納豆』

交流

大豆栽培体験

三浦半島EM研究会(三浦市)

野菜の収獲体験の写真

三浦市と横須賀市の農家で結成された産直産地で、当組合とは2013年から野菜の収穫体験などの交流を行っています。「おいしく、健康にいい野菜は土づくりから」をモットーに、植物によい働きをしてくれる善玉菌を集めたEM(Effectiv Microorganisms有用微生物群)を使った土づくりで化学合成農薬・化学肥料に頼らずに農産物を育てています。

産直商品

青果

交流

野菜の収獲体験

神奈川県漁業協同組合連合会(横浜市)

わかめを通じた交流の写真

1949年10月に新しい制度のもと県内漁業協同組合の連合会として設立。沖を黒潮が流れる東京湾と相模湾という好漁場に恵まれており、海岸線428キロには会員である20の漁協と2000人程度の漁業者が従事しています。横須賀市走水、横浜市金沢地域で養殖した神奈川県産のりは、「色」「つや」「香り」の三拍子がそろっています。

商品

『神奈川県産焼きのり(紺)』『神奈川県産きざみのり』(当組合オリジナルカタログ『いいね!かながわ』で販売)

交流

のりすき体験(2022年度)

(有)山口養豚場(愛甲郡)

バーベキュー交流会の写真

愛甲郡清川村で、こだわりの豚を育てている山口養豚場は、母豚を群飼(ぐんし)飼いという飼養形態で、自然に近くストレスの少ない状態で飼養しています。パルシステムのパンを作る子会社(株)パルブレッドで発生する未利用パンを、豚の飼料として利用する資源循環の取り組みから生まれた『神奈川のすくすくパン豚』は、地産地消を希望する組合員の声と資源循環の取り組みに賛同する県内生産者の協力により実現した、当組合限定の商品です。

産直商品

当組合限定『神奈川のすくすくパン豚』(予約登録制)

交流

『神奈川のすくすくパン豚』を使用した料理教室や学習会、交流会

JA相模原市(相模原市)

当組合のオリジナルカタログ『いいね!かながわ』で、玉ねぎ、人参を出荷している産地で、2021年度から野菜の収穫体験を通じた交流を始めました。「大ちゃん」こと和泉さんが代表をつとめる相模原野菜生産倶楽部は、相模原市内の農家4軒で、生産者と消費者を結ぶことを目的とした倶楽部で、品質の良い地元野菜の安定供給に取り組むとともに、地域での農業の重要さを知ってもらい、給食の自給率を高めようと活動しています。

商品

さがみはらの玉ねぎ、人参

交流

野菜の収穫体験