資源循環型・環境保全型の地域づくりをめざし、生協と地域が支え合うしくみづくりのきっかけになるよう、県内産地交流をすすめています。
県内産地交流・
農商工消連携について
個性豊かな各産地とのさまざまな交流企画では、参加した組合員のみなさんから「こんな近くに産地があったんだ」「知らなかったことがたくさんあった」など、驚きの声が多く寄せられます。ふだん口にしている商品がつくられる背景を生産者から直接聞くことができる貴重な機会でもあります。
交流県内産地
ジョイファーム小田原(小田原市)

パルシステムグループ全体で、とても長い付き合いになります。当組合と(有)ジョイファーム小田原が中心になり設立した「小田原食と緑の交流推進協議会」では、玉ねぎ、みかんなどのさまざまな収穫体験を行っています。
産直商品
青果
交流
オニオン祭、柑謝祭
小川和男養鶏場(相模原市)

パルシステムグループで古くから取引があります。卵はパルシステムへの供給のほか、農場での小売など、地域に密着した養鶏経営をしています。
産直商品
産直たまご
交流
小川さんの呼びかけではじまった、農業体験と卵の交流企画
神奈川中央養鶏農協(愛甲郡)

「宮ヶ瀬ダム」に近い豊かな自然環境の中で、14件の養鶏農家が力を合わせてよい卵の生産に取り組んでいます。
産直商品
産直たまご、こめたまご
交流
農場・卵のパック詰め工場見学交流会
三浦半島EM研究会(三浦市)

EM(Effectiv Microorganisms有用微生物群)とは、植物によい働きをしてくれる善玉菌を集めた有用微生物群。これを使った土づくりで化学合成農薬・化学肥料に頼らずに農産物を育てています。
産直商品
青果
交流
野菜の収獲体験
神奈川県漁連(三浦郡)

山から豊富な栄養が流れ込む葉山町の港です。当組合では初めての漁業生産者との交流です。
交流
わかめを通じた交流(種付け体験、収獲体験)
山口養豚場(愛甲郡)

豚がストレスを感じにくい環境(自然に近い飼養形態・衛生管理)での養豚に取り組んでいます。
産直商品
当組合限定『神奈川のすくすくパン豚』(予約登録制)
交流
予約登録者とのバーベキュー交流会
農商工消連携の取り組み

「農商工消連携」とは、県内で連携をとり、お互いの資源を活用して新しい商品や事業を生み出していく取り組みです。(有)ジョイファーム小田原、共生食品(株)、神奈川中央養鶏農協、(株)カジノヤという神奈川県内の産地、メーカーとパルシステム、そして消費者である組合員が共同で、2012年度より取り組みをはじめました。
納豆メーカーのカジノヤと当組合が共同実験農場として借りている川崎市麻生区の耕作放棄地では、神奈川中央養鶏農協の鶏糞肥料を使い、組合員も参加して津久井大豆を栽培。『つながるゆめ納豆』として商品化されました。また、神奈川中央養鶏農業協同組合で出た鶏糞は肥料として、(株)カジノヤの津久井大豆栽培に使われるほか、(有)ジョイファーム小田原の野菜栽培に活用されることなど、県内産地・メーカー同士も、連携を強めています。