パルシステム神奈川では、地域の人びとが安心してくらせるよう、「こども110番の車」の取り組みや、神奈川県の「地域見守り活動に関する協定」に基づいた地域見守り活動に取り組んでいます。

「こども110番の車」の取り組み

約500台の配送トラックと約70台の営業車輌のすべてを対象とした神奈川県警と連携した取り組みです。トラブルに巻き込まれそうになった子どもや女性、高齢者などから声をかけられたときに、被害者の安全確保や状況に応じた110番通報など、「こども110番の車」対応マニュアルに基づき、地域の安心を守る心構えをもって行動しています。

「こども110番」の主な活動

  • 1被害者が犯罪等の被害に遭って助けを求めてきた場合に、警察官が到着するまでの間、被害者の安全を確保する。
  • 2事件・事故の発生などが発生した際に、状況に応じた(110番通報、学校、家庭等)連絡。

※犯罪等の被害に遭遇した際は、危険をおかしてまで不審者(犯人)を追跡したり、取り押さえたりすることは、活動範囲ではありません。

地域見守り活動

神奈川県と「地域見守り活動に関する協定」、大和市と「地域の見守りと安心できるまちづくりに関する協定書」、横須賀市と「防犯協定」および「地域の見守り活動に関する協定」を締結しています。孤立死・孤独死を未然に防止するため、業務で個人宅を訪問した際に、異変を感じ生命の危険が予見された場合は、個人情報保護に配慮したうえで、市町村や警察署・消防署に通報などの対応を行います。
これまで計7回(2013年9月、2015年1月、2016年1月と11月、2017年11月、2018年11月、2020年11月)、人命救助につながった案件について、神奈川県知事より配送センターに感謝状が贈呈されました。また、2016年11月の表彰では、継続的な地域見守り活動(概ね3年以上)に取り組んでいる事業者として当組合に 感謝状が贈呈されました。