大隅産うなぎ蒲焼
温暖な気候と地下水が豊富な鹿児島県大隅半島で養殖から加工、出荷まで一貫して行う産直産地「大隅地区養まん漁業協同組合」。ふっくら香ばしく仕上げた蒲焼きを組合員が食べ続けることがうなぎの「資源回復活動」の応援につながります。

『大隅産うなぎ蒲焼』について詳しく知ろう!
【今回お話をうかがった方】(2026年6月時点)
大隅地区養まん漁業協同組合 奥園さん
日本生活協同組合連合会 岩澤さん
パルシステム連合会 商品開発本部 庄司さん
食べながら資源回復をめざす
◆うなぎの資源回復に取り組むきっかけは
庄司 うなぎの蒲焼きは、夏を乗りきる食の知恵として、古くから日本人に親しまれてきました。しかし、稚魚(シラスウナギ)と天然うなぎの乱獲・密漁などにより漁獲量が減少し、2013年に環境省がニホンウナギを絶滅危惧種に指定しました。そのような状況でもっとも簡単な資源回復の方法は「食べない」ことです。しかし、食べることで、その収益の一部を稚魚の放流や生息環境の改善といった「資源回復活動」への資金に充てることができます。パルシステムの方針は組合員に安全・安心な商品を届けながら、持続可能な食生産のあり方を追求すること。パルシステムではニホンウナギと生産者を守るため「食べ続けること」を選択しました。さらに産直産地「大隅地区養まん漁業協同組合」とともに「大隅うなぎ資源回復協議会」を設立し、全国に先駆けてうなぎの資源回復の試みを始めたのです。
奥園 私たちは協議会の設立前から資源回復の取り組みとしてうなぎの放流を行ってきましたが、絶滅危惧種に指定されてからはそれだけでは不充分だと判断しました。そこで大学の研究者などの協力を得て、うなぎの生態や放流の効果を検証するための「放流モニタリング」をパルシステムとともに開始。稚魚にICチップを埋め込み、その生存や成長を継続的に調査しています。またうなぎの隠れ場所やエサ場となる「石倉カゴ」の設置など、生息環境の改善にも協力しています。

「石倉カゴ」設置のイベントを通じてうなぎの資源回復への理解を深めます
工夫と努力でおいしさを実現
◆大隅地区養まん漁協の特徴は
奥園 うなぎの生産量日本一を誇る鹿児島県のなかでも、当漁協のある大隅半島は一年を通じて温暖な気候と豊富な地下水に恵まれた、うなぎ養殖の適地です。うなぎの養殖に不可欠な水はすべてこの地下水を使用しています。さらに年間をとおして水温も約30℃に徹底管理。この理想的な環境により、うなぎがたっぷりとエサを食べ、早く大きく育ちます。水揚げ(池あげ)後すぐに漁協直営の加工工場に運ぶことで、鮮度のいい状態で産直品として製造しています。
◆くさみが少なくふっくらと仕上げるためのこだわりは
奥園 うなぎのにおいについては加工前に1日以上エサ断ちし、流水にさらしてしっかりとくさみをとります。また、池あげ前、仕入れ後、加工場、加工後など、合計4回の検査を実施してくさみを確認し、食べやすい仕上がりを追求しています。またうなぎは氷で身を引き締めておき、さばいてすぐに焼いています。このスピード感が身に厚みを出すポイント。さらに育った池ごとに異なる身の締まり具合などを見極めて蒸し時間や焼きの調整をして、ふっくらと仕上げています。

4回に分けてたれを付け、じっくり焼き上げます

何度も細かい検査を重ねることで、安全・安心の商品をお届けしています
◆組合員に伝えたいことは
奥園 資源回復の取り組み開始から13年が経ち、多くの組合員が関心をもってくれるようになりました。うなぎを食べ続けていただけることは、生産者の大きな励みになります。高価なものだからこそ満足していただけるよう、努力をしています。たくさんうなぎを食べていただけるとうれしいです。
岩澤 「放流モニタリング」に参加すると、うなぎの実情に関心が高い組合員が多いと実感します。これからも安定供給できるよう努めます。
庄司 何もしなければうなぎはとれなくなる一方です。資源回復は容易ではありませんが、これからも取り組みを続けていきますので、ぜひ応援してください。
『大隅産うなぎ蒲焼』を楽しむ
生産者に聞く! 手軽にできるおいしい食べ方
ポイントは温めと盛りつけ!

「温めるだけで専門店にも負けないおいしさ」と好評の本品。内袋ごとボイルしたあと、オーブントースターやグリルで焼くと、より香ばしく仕上がります。

盛りつけるときは、先に温かいごはんに添付のたれをかけてから、蒲焼きをのせてください。たれがまんべんなくごはんに行き渡り、より濃厚な味を楽しめます。
パルシステム神奈川 おすすめ商品
うなぎ資源と食文化をともに守りながら産直産地で育て、風味豊かに焼き上げています
素材の味が生きた白焼きもどうぞ

『 大隅産うなぎ蒲焼』2尾240g
※ほかにも大隅産うなぎを使用した商品があります。

『大隅産うなぎ白焼き』1尾130g
※本ページの内容は2026年6月時点の情報です。
商品の規格変更などにより、最新の商品情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
