パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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「はじめよう! コンポストのあるくらし」を開催しました

6月8日、鎌倉生涯学習センター きらら鎌倉にて、「ごみの発生抑制及び ごみ焼却量削減に関する実践活動の会」の河野千種氏、臼田宗太郎氏を講師に迎え、学習会「はじめよう!コンポストのあるくらし」を開催し、22名が参加しました。

コンポストの種類やコツについて知り、自分に合ったやり方を見つけることを目的としたこの学習会も今回で3回目。参加者の多くは「はじめてコンポストを学ぶ」という方でしたが、すでにコンポスト実践中の方も参加してくださいました。

会場の様子

コンポストってなあに?

「コンポスト」とは、生ごみなどを微生物などの生きものの力で分解させて作った堆肥やその容器のことで、分解に使う資材や生きものによって方法や種類もさまざま。庭に埋める方法、段ボールや容器、バッグの中で分解・堆肥化させる方法、ミミズの力で分解するタイプもあります。住環境や生ごみを投入する頻度などで自分に合った方法を選ぶことができます。
日本では、生ごみは「可燃ごみ」として回収され、燃やすことが一般的ですが、水分を含んだ生ごみを燃やすには大きなエネルギーが必要で、その分CO₂を多く排出します。コンポストで生ごみを処理すれば、その分焼却時のCO₂も削減し、堆肥として活用することもできます。

消滅型コンポスト「キエーロ」

講師の河野さんと臼田さんは、鎌倉市内でごみの発生抑制とごみ焼却量削減の実践として主に消滅型コンポスト「キエーロ」の普及活動をされています。
キエーロは、黒土の中に含まれるバクテリアの力を利用し生ごみを分解し消滅させるコンポスト。葉山町在住の松本信夫さんが考案され、生ごみを土に埋めると生ごみが消えることから「キエーロ」と名付けられました。
電気を使わずランニングコストがゼロ、不思議と土も増えず、手間もかからないことから注目されています。
キエーロの使い方は簡単。1.土に穴を掘る、2.生ごみを投入して土とよく混ぜる、3.乾いた土をかぶせる、の3ステップで、夏場では4~5日ほどで生ごみは分解されて消えてしまいます。
ご夫婦と20代のお孫さんの3人暮らしの河野さんのお宅では、「ごみになるものは家に持ち込まない」「しっかり分別してリサイクルできるものはリサイクルに出す」「生ごみは家庭で処理する」「ティッシュを多用しない」などを実践して、可燃ごみを出すのは小さい袋で1カ月に一度程度だそうです。
また、キエーロでは土は増えませんが、生ごみが分解された土は栄養満点。キエーロの土を混ぜて野菜を育てたり、生ごみに混じっていた野菜の種がキエーロの中で発芽したり、河野さんは「実験」の気持ちでキエーロ生活を楽しんでいらっしゃいました。

◆キエーロについて詳しくはこちら「キエーロオフィシャル」へ

 

バッグ型コンポスト

キエーロのほかに、ベランダなどでも気軽に始められるバッグ型コンポストのひとつ「LFCコンポスト」について、事務局より紹介しました。LFCコンポストはパルシステムでの取り扱いはないのですが、当組合の職員で配達担当の宮本職員が自宅で実践していて、所属の横浜菅田センターでも活用されています。
バッグ型コンポストは、ファスナー付きのトートバッグの中に基材を入れ、そこに生ごみを投入して混ぜることを繰り返すと生ごみが分解されて堆肥になる、というしくみ。定期的に基材を追加していく必要がありますが、ベランダなどの小さなスペースで取り組むことができるのが特徴で、できた堆肥を家庭菜園などで活用もできます。宮本職員の自宅では5年間で約500㎏の生ごみを削減できたそうです。気になった方は、検索してみてください。

理事よりまとめ袋回収を紹介

    廃食油もキエーロで分解

バッグ型コンポストの紹介も

はじめよう! 続けよう! コンポストのあるくらし

自治体によって、キエーロやバッグ型コンポストなどの生ごみ処理機購入に対して助成金制度がある場合があります。コンポストを始めようと考えている方は、ぜひお住まいの市町村の助成金制度を確認してみてください。
また、コンポストを始めるときや始めてからもいろいろと疑問が出てくるかもしれません。そんなとき、気軽に相談したり、コンポストの進み具合を共有するなど情報交換の場として、2024年度よりLINEオープンチャットを活用したオンラインコミュニティ「パルかなコンポスト部」が開設されています。
コンポストに興味がある方、LINEオープンチャットに参加できる方なら、いつからでもどなたでも参加できます。学習会講師の河野さん、臼田さん、LFCコンポストを実践している宮本職員も参加中です。みんなでわいわいコンポストトークを楽しみましょう!

パルシステム神奈川ではこれからも循環型社会をめざして取り組みを続けてまいります。

◆パルかなコンポスト部の詳細・お申し込みはこちら

学習会参加者の声

  • とても興味深く、参考になるお話ばかりでした。プラごみのなかでも、毎日利用するスーパーにトレー類は返却した方がリサイクル率が高いことは知りませんでした。そうすると、週一回のプラごみのかさも減らせますね。また、匂い消しに米ぬか利用も実践したいと思います。
  • 以前から生ごみを堆肥に変えることに興味がありました。自分のペースに合わせて、少しずつ始めてみたいです。環境破壊を食い止める小さな一歩ですが、大勢でやって地球を大切にしたいです。
  • コンポストに興味がありましたので、とても説明がわかりやすく勉強になりました。あいにく、コンポストの購入に自治体の補助がない地域に住んでいるため、まずはプランターでチャレンジしてみたいと思います。わが家の燃えるごみが減るようにもっと工夫してみたいと感じました。