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SDGs推進活動~「2030 SDGsカードゲーム」を横浜市立舞岡小学校で実施しました

9月26日、舞岡小学校にて『2030 SDGsカードゲーム(※)』を実施し、6年生2クラス42名が参加しました。

   

未来の地域社会づくりに向けて

当組合の2030年ビジョンは「だれもが認めあい、ともにいきる地域づくり」です。これは、国際社会が協働して地球規模で取り組むべき目標がまとめられたSDGsにも通じます。SDGsを推進することでだれひとり取り残さない地域社会づくり、ひいてはビジョンの達成を目指しています。

舞岡の町の良さを深く知って伝えるために!

今回、参加する6年生は5月にスピーチコンテスト(お題:SDGs)があったので、SDGsについては調べて学習済みでした。昨年、公園での稲作体験(無農薬)をしたり、川で総合学習(環境)もしており、このように学んできたことが実はSDGsにつながっていたことをあらためて気づいてほしい、また、舞岡の町のなかで企業や団体がどんなSDGsの取り組みをしているかなどを調べて発表する予定もあり、SDGsとは?をあらためて学ぶきっかけにしたいと、担当教員から開催希望をいただきました。

全体の流れ

6年生2クラスを対象に、横浜市立舞岡小学校にて3限、4限を使って90分間(休憩5分)の講座を1組、2組同時に講座を実施しました。
講座前半では、SDGsの概要について17の目標事例と合わせて説明しました。後半は、SDGsが日々の生活とどんなつながりがあるか、明日からできる一歩を考えてもらいました。

講座の様子(導入)

ゲームの実践

作戦会議1分 前半8分 中間発表4分 作戦会議1分 後半15分 結果発表3分
ゲーム実施においては1世界(1クラス単位)で行いました。
2~3人で1チームを構成し、各チームに割り当てられたゴール達成を目指しゲームを進めていきます。中間発表を経て“豊かな世界とは何か”を考え、今一度自チーム以外にも目を向けることにより、自チーム内および他チームとの協力・交渉、世界の状況メーターを意識した行動ができており、自分たちができるアクションを考えながらゲームを進めてもらいました。

ゲーム実施の様子①

ゲーム実施の様子②

講座の様子(中間結果)

世界の状況メ-ター(結果)

一人ひとりが考えるこれからの豊かな世界

SDGsの学習をこれまでも校内で実施されてきた経緯から、ゲームに積極的に参加しており、発言を求める場面においても、挙手する生徒がおり、一人ひとりの意識が高いことが感じられました。子どもたちにとって今回の講座、ゲーム、その後の振り返りを経て、自分事に考え、行動し、豊かな世界を作るための一歩を踏み出してもらいたいと思います。

(※)2030SDGsカードゲーム
2030SDGsカードゲームは、SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。詳しくはこちらのページをご覧ください。⇒SDGs推進活動
このカードゲームをとおして、地域および子どもたちへSDGsの理解を深め、未来の地域社会づくりに向けて「自ら考え、行動する人」の育成をめざしています。