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「第20回市民活動応援プログラム 支援金引渡し式」を開催しました

12月13日、横浜市中区・ラジオ日本クリエイト会議室にて第20回市民活動応援プログラム支援金引渡し式を行いました。今年度選ばれた18団体からおとな34名、子ども2名が出席し、代表者に対して総額400万円の支援金が引き渡されました。

市民活動応援プログラムは、県内各地でさまざまな課題に取り組む市民団体を、資金面で応援することを目的に2000年にスタートし、今年度で20回目を迎えました。 今年は35の団体から応募が寄せられ、選考の結果18団体が今年度の支援団体に決定しました。

第20回市民活動応援プログラム支援団体一覧はこちら⇒(PDFが開きます)

各団体の現状と今後についての報告

支援金目録の授与の様子

まず支援団体の代表者に支援金目録をお渡しし、そのあとに各支援団体より活動紹介と今後の展望について報告していただきました。

今年度の支援団体には、子どもの健全育成をテーマにした団体が多いことが特色となっています。このほか、震災支援や環境、地域づくりなどさまざまな課題に取り組んでいる団体から支援金を使ったこれからの活動について熱の入った報告がなされました。参加者のみなさんは他の団体の活動内容について熱心に耳をかたむけていました。

各団体からの報告の様子

ミニ講演「活動を継続していくために」

運営委員の加世田氏のミニ講演のようす

そのあと、市民活動支援運営委員を務めていただいた加世田恵美子氏より「活動を継続していくために」と題するミニ講演が行われました。

加世田氏は、かつて民間企業で経営陣・従業員両方を経験され、人事・総務・経理・営業とさまざまな業務に携わってきました。そして現在は、市民活動や地域活動を行う「NPO法人市民セクターよこはま」で理事として、さらに、2017年からは、「にしく市民活動支援センター」のセンター長に就任されています。その豊富なビジネス経験から、市民活動を継続するために大切なポイントを5つのテーマに分けてお話しいただきました。

なかでも参加者の関心が最も高かったのは資金源に関するテーマです。多くのみなさんにとって、活動を継続していくための資金調達は大きな課題である、という一面が見えました。

最後は「関係する人々の笑顔がいちばん大切。笑顔の伝達は活動の広がりにつながる、楽しくないとよい活動はできない」と締めくくられました。

引渡し式の終了後には、参加者同士で今後の連携や取り組みに対しての情報交換が行われていました。

 

支援団体のみなさんと記念撮影

市民活動応援プログラムでは、2020年2月~3月にかけて各団体への団体訪問を行います。また2020年5月末には、報告・交流会を行う予定です。報告・交流会では組合員も交えて地域での課題などについて、市民団体のみなさんと話をする機会もありますので、ぜひ多くの方々の参加をお待ちしています。(詳細は4月頃ホームページ、weeklyどりーむぺいじにてご案内予定)

賛助金カンパ

11月4日〜11月22日の間、組合員のみなさんに呼びかけました「賛助金カンパ」は、一次選考を通過した24団体の活動に対して、363,256円のご支援をいただきました。これらの「賛助金カンパ」は、各々の団体へ贈られ、地域のなかでの活動に役立てられます。
趣旨にご賛同いただき、応援してくださったみなさまに感謝申し上げます。