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「第21回市民活動応援プログラム 支援金引渡し式」を開催しました

12月3日、新横浜本部近くの貸し会議室とオンラインで第21回市民活動応援プログラム支援金引渡し式を行いました。今年度選ばれた16団体から実参加5団体、オンライン参加6団体が参加し、団体に対して総額388.65万円の支援金が引き渡されました。

市民活動応援プログラムは、県内各地でさまざまな課題に取り組む市民団体を、資金面で応援することを目的に2000年にスタートし、今年度で21回目を迎えました。 今年は40 の団体から応募が寄せられ、選考の結果16団体が今年度の支援団体に決定しました。

オンライン参加でも行った団体報告

会場参加者もオンライン報告を興味深く聞きました

11月になり再度新型コロナウイルスの感染拡大が広がりつつあるため、今回は新横浜の会場で参加する方法と自宅などからオンラインで参加する方法の二通りの両方で開催しました。

今まで支援金引渡し式の団体報告は会場で参加者の前で口頭により団体の活動や支援金の使い道をお話いただいていましたが、今回オンラインで参加した団体の一部は写真を使っての説明や、背景に活動拠点が映り込み団体の雰囲気が感じられるところもあるなど、オンライン実施による新たな効果が見られました。またお話される方もあまり緊張せず、落ち着いて活動の説明や紹介ができたようです。

特徴ある活動団体が集まることのすばらしさ

今回の支援先16団体はそれぞれの地域でさまざまな活動をしています。コロナ禍でも工夫して活動する子ども食堂やフードバンクなどの食料支援、経済的に学習塾等へ行けない子どもたちへの学習支援など、深刻化する格差の拡大などの課題に取り組んでいる団体は多数ありました。ほかにも手入れがされなくなった地域の里山を再び散策できるよう草刈りや伐木など整備する団体や、県内でもほとんど見ることができなくなったメダカなど在来の水生生物を保全するため水路の草刈りや外来種の駆除など環境づくりと地域交流を行う団体や、小児がんや慢性疾患の子どもたちと家族を支援する活動など、どの団体も特徴ある活動を行っており、支援団体の多様性が感じられました。

 

毎年5月末から6月にかけて、支援団体が集まって報告・交流会を行う予定です。報告・交流会では組合員も交えて団体の活動内容や詳細、団体から見る地域の課題など、市民団体のみなさんと直接お話できる機会となっています。こちらも開催案内を行いますのでぜひご参加ご検討ください。