「2026年ヒロシマナガサキ平和スタディツアー報告会」を開催しました
8月22日、ビジョンセンター横浜(横浜市西区)にて、ヒロシマ親子平和スタディツアーの参加者親子13組と同行した職員、ナガサキ平和スタディー代表派遣で参加した理事が報告を行いました。当日は社会体験プログラムの学生3名や見学者を含む計50名が参加しました。
ナガサキ平和スタディツアーの報告
はじめに、ナガサキスタディツアー代表派遣の理事からの報告がありました。
長崎では、被爆者証言の聴講、平和の町歩き(爆心地公園から浦上天主堂周辺を見学)、被爆81周年長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典への参加などをしました。現地での体験や想いを参加者のみなさんと共有しました。(以下、一部ご紹介)
- 町全体が8月9日を忘れまいと平和への思いに満ちており、若い世代への継承活動も活発に行われていることに感動しました。いろいろな歴史をうかがって重くなった心で見たキッズゲルニカの鮮やかな色彩はまさに平和への祈りと希望であると感じました。長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)の「データだけでなく、当時のココロも大切にすることが重要」という言葉がとても印象的でした。

ナガサキ平和スタディツアーの報告の様子
参加したお子さんと保護者からの報告
次にヒロシマ親子平和スタディツアーに参加したお子さんたちから、広島で学んだことを報告していただきました。原爆の子の像や折り鶴について、詳しく調べたお子さんもいました。
一人ひとりが核兵器に対し真剣に考え、平和への想いが伝わるすばらしい発表でした。(以下、一部ご紹介)
- 私が考えていたよりも、とても悲さんなことが起きていたのだと知り、戦争が怖いものだと感じました。このことを知らない人や世界の人に伝えなくてはいけないと活動した人はすごいと思いました。(小学4年生)
- 自分に関係ないことだと思っていましたが、広島のことについての意識が少し変化し、自分にも関係があることだと思うようになっていました。(中学1年生)
- もし僕のように最初は行きたくないと思っている子にも、広島に行って戦争や平和について知ることや考えることは大切だよと伝えたいです。(中学2年生)
- 家に帰って、普通にごはんを食べられること。そんな毎日の生活そのものが平和なのだと思う。だからこそ、その生活を二度と原爆や戦争によって奪われないように、私たちが平和の大切さを知り考え、伝えていくことが必要だと感じました。(中学2年生)
- 理不尽な惨状と人類の強大な技術、その間で自分は今はまだ「よくわからない」と立ち止まっています。世の中の決まりきった言葉で終わらせず、この重い問いをこれからも考えていきたいです。(中学3年生)
- 原爆がどれだけの人や物を傷つけてきたかを知り、核兵器の廃絶を望むとともに、現状のむずかしさを学ぶこともできました。(高校3年生)
また代表に選ばれた保護者からもスタディツアーに対する感想をお話しいただきました。(以下、一部ご紹介)
- 紺野美沙子氏の朗読より「わが子さえ生きてくれていればいい」。私は母親なので、この言葉が胸に刺さりました。自分の子どもを失いたくないという気持ちは、国や人種、時代が違っても同じはずです。
- 怖いもの見れるかな? と心配していましたが、確かに大変ショックを受けていたようでしたが、子どもは自ら学び、感じる力があるのだとあらためて発見することができ、娘にとっても、私にとってもとても価値のある体験となりました。
- 息子には使命感が芽生えており、平和に向けた化学反応が少しずつ起きていると思います。学び考え伝えていく、そして継続する。今後どんな変容を遂げるかを楽しみに過ごしたいと思います。

写真を見ながら振り返り

スタディツアー報告会の様子
最後に神奈川県生活協同組合連合会の當具伸一会長からメッセージをいただきました。
「戦争は人種や宗教などの違いから生まれます。みなさんにも気の合わない友だちが一人はいるかと思います。その友だちがなぜそう思うのかを想像したり、直接聞いてみたりしてほしい」と、お互いの違いを認め、理解することが平和に繋がるとみなさんに呼びかけました。
最後にお子さんたちで記念写真を撮り、スタディツアー報告会は終了しました。
パルシステム神奈川はこれからも生活協同組合として平和の大切さについて、多世代へ伝え共有する活動をすすめます。
上記についてのお問い合わせは、新横浜本部 組織運営課(E-Mail:palkana-heiwa@pal.or.jp)宛てにお願いいたします。
