社会的な課題や身近なくらしの課題解決に向けて、〔食と農、くらし・福祉、環境、平和〕のテーマに沿って事業活動や組合員、諸団体と連携して取り組みます。

環境

3R(リデュース・リユー ス・リサイクル)の推進やプラスチック資源の回収強化に加え、CO2排出量削減のための行動計画に基づき、組合員とともに脱炭素の実現に向けた取り組みをすすめます。

ぱるぱるさんの3Rマラソン ~まとめ袋回収率アップへ~

まとめ袋の回収率向上をめざし、クミカツアンバサダーのぱるぱるさん(※)が走ります。回収率はセンターごとにランキングを発表。

はじめよう! 石けん生活

パルシステムでは、石けんやシャンプー、洗剤は、すべて化学合成した界面活性剤を使っていません。環境保全活動の一環として、生活に石けんを取り入れることをすすめています。

石けんモニター人気商品とコメント

「令和5年度神奈川県環境保全功労者」表彰

当組合は「令和5年度神奈川県環境保全功労者」に選出され、2023年7月28日、神奈川県庁新庁舎で行われた表彰式にて、神奈川県環境農政局長より表彰状を授与されました。
今回の表彰は「廃棄物等の発生抑制・再使用・再生利用(3R)活動推進功労」の面で顕著な成果を上げ、5年以上取り組みを継続している個人または団体として当組合が対象となりました。

今回表彰されたみなさんで記念撮影
(前列左から二人目:当組合常任理事・元木朱美)

多摩川河口干潟観察会

2023年8月3日、川崎市川崎区多摩川の干潟で「多摩川河口干潟観察会」を自然観察指導員の資格を有する講師のもとで開催し、組合員18名が参加しました。
この観察会は、1995年に当組合の前身のひとつ、生活協同組合ゆいの環境課題企画「多摩川カニとり遊び」としてスタートしました。その後、呼び名をあらためながらも、今では数少なくなった干潟で生きものにふれ、自然環境の大切さを知ることのできる取り組みとして、毎年多くの組合員家族から親しまれています。

捕まえたかにを観察

夏休み子ども環境ワークショップ

2023年8月10日、パルシステム神奈川 新横浜本部(横浜市港北区)にて、夏休み子ども環境ワークショップを開催しました。未来の地球環境保全を担う子どもたち(小学生)を対象にした環境啓発企画として、午前に、水をテーマにした「水博士になろう!」午後には、生き物をテーマにした「生きものをもっと知ろう!」の2種類の環境ワークショップを同日開催しました。

ワークショップの様子

マシンガンズ滝沢と考えるゴミ問題

2023年9月14日、芸歴25年のお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんを講師に迎えたオンラインイベントに、組合員、理事、職員など合わせて276名が参加しました。
講師の滝沢さんは12年前お子さんの誕生をきっかけに、お笑い芸人のお仕事を続けながらもごみ収集会社に就職。ごみ清掃員としての体験や気づきを著書やSNSなどで広く発信され、講演も多数開催されています。講演では、清掃員として実際に経験したごみ集積所の実情や、資源として出されたペットボトルや古紙がどのようにリサイクルされるかを漫画や写真を交えてお話しされました。

講師の滝沢秀一さん

脱炭素につながる商品購入でポイント上乗せ&CO₂削減

当組合は、2023年11月から2024年1月にかけて、神奈川県が実施する脱炭素に向けたポイント上乗せキャンペーン「かながわCO₂CO₂(コツコツ)ポイント+(プラス)」に参加。対象となる神奈川県産の農産物や加工品を購入すると、パルシステムで使用できる通常のポイントに加え、1商品あたりプラス50ポイントから100ポイントを付与しました。(2023年10月11日報告)

『つながる ひろがる ゆめ納豆(たれ・からし付)』の包材

ビーチクリーン活動

当組合は、2020年度から神奈川県内でおもに海岸清掃事業や海の美化啓発事業を行う公益財団法人かながわ海岸美化財団(以下、かながわ海岸美化財団)の特別法人・団体会員に加わり、ビーチクリーンを実施しています。

秋晴れの中のビーチクリーン

地域と連携 「EVトラックお披露目会」

2024年1月10日、配送用EVトラックを導入しました。CO2排出量の削減や、エンジン音・走行音の抑制など、地域社会への貢献の一助をめざします。同日は1台目の導入を記念し、「EVトラックお披露目会」を大和センターにて開催しました。

新しく導入されたEVトラック(日野デュトロZEV)

第2回 飯舘電力バーチャルツアー

2024年2月21日、パルシステムでんきの発電産地である飯舘電力株式会社 取締役副社長 千葉訓道氏と米澤一造氏を講師に迎え、昨年に続き2回目となる「第2回 飯舘電力バーチャルツアー」を開催し、組合員、役職員など64名が参加しました。
原発事故以前の福島県飯舘村は日本でもっと美しい村ともいわれ、畜産などが盛んな自然あふれる村でした。その飯舘村が今はどうなっているのか、どうなろうとしているのか。それを知るため、バーチャルで飯舘村や3.11を境に立ち上がった再生エネルギー業者を視察しました。

名ナビゲーターのおふたり(左:千葉さん 右:米澤さん)

配送センターに自家消費型太陽光発電設備を設置

当組合の横浜菅田センター、横須賀センターに自家消費型太陽光発電設備を設置し、2月27日に稼働を開始しました。発電した電力はセンターで使用され、それぞれのセンター消費電力の約15%をカバーする見込みです。(2024年3月5日報告)

横須賀センター(ドローンにて上空より撮影)

リサイクルクイズアンケート報告

2024年3月4日から17日までの期間、リユース・リサイクル周知を目的に「リサイクルクイズアンケート」を実施し、1,376名が参加しました。
パルシステムの商品をお届けする際に商品をまとめている袋(まとめ袋)は、パルシステムで回収しています。でも、なかなか回収率は上がらず・・・何とか回収していることを広めたい! ということで、「戻したまとめ袋が生まれ変わってまた戻ってくる!」というコンセプトで、今回特別にまとめ袋をリサイクルした「パックカッター」(紙パックを開く際に使用します)を制作し、クイズアンケート回答者に抽選でプレゼントする企画を行いました。

クイズアンケート結果をまとめました

神奈川県内7カ所の小学校などで3Rと電気の環境出前授業

当組合では、神奈川県(かながわ環境教室)と横浜市(環境教育出前講座)に環境出前講座を登録しています。
2023年度は「3Rとプラスチック問題を考えよう♪」「未来をつくるあたらしいエネルギー」「カードゲームで体験♪SDGsの世界」、の3講座を登録し、そのうち3Rの講座と電気の講座を7カ所の小学校などで実施しました(SDGsカードゲームの講座も多数実施しました)。(2024年3月8日報告)

グループで3Rについて考えました

『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』上映会

2024年3月20日、スペースオルタ(横浜市港北区)にて、ドキュメンタリー『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』の上映会を開催し、96名が参加しました。
映画終了後には、2014年に関西電力大飯原発の運転停止命令を下した福井地裁元裁判長の樋口英明氏が登壇し、脱原発を訴える思いなどを語りました。

会場の参加者に語りかける福井地裁元裁判長の樋口英明氏

意見書など

「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の 一部を改正する法律の一部の施行に伴う実用発電用原子炉の設置、運転等に関する 規則等の改正案等」に対する意見書

2023年8月4日、原子力規制委員会に対し、「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の 一部を改正する法律の一部の施行に伴う実用発電用原子炉の設置、運転等に関する 規則等の改正案等」に対する意見書を提出しました。

多核種除去設備等処理水の「海洋放出」に反対します

2023年8月4日、経済産業大臣に対し、意見「多核種除去設備等処理水の『海洋放出』に反対します」を提出しました。

「神奈川県地球温暖化対策計画(改定素案)」への意見書

2023年11月8日、神奈川県 環境農政局 脱炭素戦略本部室に対し、「神奈川県地球温暖化対策計画(改定素案)」への意見書を提出しました。

「神奈川県循環型社会づくり計画(改定素案)」への意見書

2023年11月8日、神奈川県 環境農政局 環境部 資源循環推進課に対し、「神奈川県循環型社会づくり計画(改定素案)」への意見書を提出しました。