パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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オンラインイベント「マシンガンズ滝沢と考えるゴミ問題」を開催しました

9月14日、芸歴25年のお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんを講師に迎えたオンラインイベントに、組合員、理事、職員など合わせて276名が参加しました。

このイベントはパルシステム神奈川の新横浜本部からオンライン配信し、神奈川の組合員だけでなく、東京、埼玉をはじめすべての会員生協、そしてパルシステム連合会からも参加していただきました。会場スクリーンにはオンライン参加者からの「いいね」「すごい!」などのリアクションが表示され、参加者の熱気が伝わるイベントとなりました。

講師の滝沢さんは12年前お子さんの誕生をきっかけに、お笑い芸人のお仕事を続けながらもごみ収集会社に就職。ごみ清掃員としての体験や気づきを著書やSNSなどで広く発信され、講演も多数開催されています。

滝沢秀一さん

ごみ収集の現場から

講演では、清掃員として実際に経験したごみ集積所の実情や、資源として出されたペットボトルや古紙がどのようにリサイクルされるかを漫画や写真を交えてお話しされました。きちんと分別をしなかったがために清掃員に危険が及んだり、よかれと思ってやっていた分別がじつは違っていたりすることも。ごみは、「家から出してしまえば終わり」ではなく、ごみを出すとき、分別するとき、さらにはそのモノを買うときから「ごみになったときのことを考える」ことが大切であるということをわかりやすく教えてくれました。

講演の最後には、ごみ清掃員を応援するすてきな歌も紹介してくれました。
▼「はじまりのうた」 ~Taiyo version~
https://youtu.be/fp2dGjF3hMc?si=dgbXD6DzK0xKi3F9

新横浜本部会場にて

トークセッション ~組合員・職員とごみトーク~

イベント後半では滝沢さんと組合員理事、職員を交えたトークセッションを行いました。パルシステムのリユース・リサイクルのクイズにZoomの投票機能を使って参加者に回答してもらい、リユース・リサイクル品を組合員から回収する立場の配達担当の声や、回収したものが配送センターでどのように集められているかなど、パルシステムの取り組みを紹介しました。
パルシステムでは牛乳などの紙パック・ABパック(裏が銀色のパック)は、市販品も回収していることを伝えると、滝沢さんもびっくり。
その後、滝沢さんにはイベントの時間いっぱいまで参加者からのごみ出しや分別のちょっとした疑問に答えていただきました。

最後のまとめとして、これからは3R(リデュース・リユース・リサイクル)に、ごみを回収してくれる人のことまで考えた「リスペクト」を加えた4Rを意識していこうというお話に、会場からもオンラインからも賛同のリアクションが寄せられました。

なごやかにすすんだごみトーク 

サプライズでお祝い

当日は滝沢さんのお誕生日。イベント終了後、こんせんくんもお祝いに駆けつけてくれました。

お誕生日おめでとうございます! 

楽しくてためになるお話をありがとうございました

参加者の声

  • 今まで曖昧で「これでいいのかな?」と思っていた資源の出し方が、だいぶクリアになったので、家族とも共有しようと思います。「人に対しても物に対してもリスペクトをもって、出して終わりではなくその先のことを考える」、胸に刻みます。
  • 「物を買うとき、これは最後はどこへいくのか、分ければ資源、混ぜればごみ」この言葉、大事だなと思いました。ごみを回収してくださる相手を思って、これからの未来を生きる子どもたちの地球を思ってごみのことを考えようと思います。
  • みんなで“もっといい明日へ 超えてく”環境活動

    パルシステムでは持続可能な循環型社会をめざしてリユース・リサイクル対象品の容器・包装を毎週回収するなど、さまざまな取り組みを行っています。また、パルシステム神奈川では、よりよい地球環境を次世代に引き継ぐために「みんなで“もっといい明日へ超えてく”環境活動」パンフレットをつくりました。
    環境活動って何をすればいいの? と思うかもしれません。“パルシステム”や“くらし”のなかで実践できることがあります。むずかしく考えずに、まずは身近なことから始めてみませんか? 楽しく取り組み、みんなでよりよい未来をつないでいきましょう!

    「みんなで“もっといい明日へ 超えてく”環境活動」パンフレット(デジタルブックが開きます)