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「多摩川河口干潟観察会」を開催しました

10月4日、川崎市の大師河原干潟館とその周辺の干潟にて「多摩川河口干潟観察会」を開催し、組合員24名が参加しました。

干潟には生きものがたくさん

東京湾からおよそ3km離れた河口干潟は、大潮になると満潮時には干潮時より約180cm高まで潮が満ちてきます。当日は、満月(大潮)の翌日。水が引いた干潟にはチゴガニ、アシハラガニなど5種のカニ、スジエビの仲間、ハゼなど、さまざまな生きものたちが生息していました。

参加したおとなも子どもも夢中になって探し、インストラクターの説明を聞きながら観察しました。

アシハラガニ

干潟にくらす生きもの探し

観察後には、あおぞら教室形式で生きものたちの多様性が生み出す自然界の成り立ち、環境保全の大切さを学びました。

あおぞら教室で環境学習

干潟館は災害時には最前線基地となる防災ステーション

この観察会は、1995年に当組合の前身のひとつ、生活協同組合ゆいの環境課題企画「多摩川カニとり遊び」としてスタートしました。その後、呼び名を改めながらも、今では数少なくなった干潟で生きものにふれ、自然環境の大切さを知ることのできる取り組みとして、毎年多くの組合員家族から親しまれています。 今後も次世代につなげていきたいです。