パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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「やってみよう!ビーチクリーン」を開催しました

10月24日、藤沢市片瀬西浜の海岸で「やってみよう!ビーチクリーン」を開催し、組合員27家族82名と役職員43名の計125名が参加しました。当組合は今年度から神奈川県内でおもに海岸清掃事業や海の美化啓発事業を行う公益財団法人かながわ海岸美化財団(以下、かながわ海岸美化財団)の特別法人・団体会員に加わり、今回はかながわ海岸美化財団の支援を受けて、初めて当組合主催によるビーチクリーンを実施しました。

誰でも参加できるビーチクリーン

会場となった場所は小田急線片瀬江ノ島駅から徒歩5分の片瀬西浜海岸で、新江ノ島水族館に近い観光名所でもあります。当日は天気の良い週末だったこともあり、観光の方やサーフィンをする方で海岸には多くの人出がありました。 新型コロナウイルスの影響で当組合のイベントも中止となることが多いなか、みなさんのご協力のもと、集合時の検温チェック、マスクの着用などの感染防止対策を実施のうえ開催。久しぶりに家族で参加できるイベントとあって、参加者のみなさんがたいへん楽しみにしていた様子が伝わってきました。

主催者あいさつのあと、かながわ海岸美化財団よりビーチクリーンのやり方の説明を受けました。今回、海岸には大きなごみが少なく、砂浜の砂にまぎれた小さなプラスチックごみを、ザルを使ってふるいにかけてピンセットで拾っていくという活動内容となりました。

かながわ海岸美化財団の方から説明を受けました

ビーチクリーン、開始!

ザルを使って砂からごみを集めます

一見きれいな砂浜でも

昨年は台風15号、19号と神奈川県を直撃した超大型の台風の影響で、過去に例がないほど多くのごみが海岸に打ち上げられたそうです。幸い今年は昨年のような大きな台風や記録的な豪雨が神奈川にはなかったことや、新型コロナウイルスの影響で海水浴場が開設されなかったこともあり、例年に比べてごみの量は少ないとのことでした。

しかし砂をよく見ると、プラスチック片が砕けて小さくなったものや、海藻に細いプラスチック繊維が絡みついているものなど、細かいごみが多くあることに気づかされました。これらマイクロプラスチックごみは回収することは困難であるということ、何よりもプラスチックごみを出さないことがとても重要なのだと、参加者全員が実感できるイベントとなりました。

いろいろなプラスチック片がたくさん

家族ごとにごみを集めていきます

参加者の声から

・子どもがビーチクリーンをやってみて「(実際に)ごみがあるんだなぁ」と体験することができました。自分でも気をつけて地球を大切にする心につながり、今後も行動するきっかけになればよいと思います。

・マイクロプラスチック、メディアではよく耳にしますが、自分で拾ってみると自分ごとになりますね。生活のなかで気をつけねば!と思いました。

参加者のみなさん、お疲れさまでした