パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

  • 平和 国際活動

「おとなの寺子屋・高校生と考える平和な世界」を開催しました

9月20日、「おとなの寺子屋・高校生と考える平和な世界」を開催しました。
「おとなの寺子屋」は、すべての回で学生の方が講師を務める学びの場です。
全3回連続講座の最終回となる第3回は、平和活動を行う学生が集まる『Peace Peace Peace』の活動メンバーを講師としてお招きしました。講師は高校生を中心に最年少は中学生も含まれる、青栁潤さん、國武沙織さん、斉藤ゆらさん、永田駿人さん、松尾侑樹さんの5人です。組合員5名、理事4名が参加しました。

それぞれが活動を始めたきっかけ

はじめに5人のメンバーから、それぞれが平和活動に取り組むようになった経緯が紹介されました。
青栁さんは、中学3年生の授業で核兵器の恐ろしさを学んだことをきっかけに、教科書に載っていた高校生平和大使に応募しました。
斉藤さんは、中学2年生の時に歴史の授業で日本の加害の歴史について学びました。その歴史から戦争が人の心を壊すことを知り、平和の大切さを考えるようになりました。
永田さんは、登戸研究所で自分達と同じ年代の女工さんが風船爆弾を製作していたことを知りました。戦争の過去を学ぶことの大切さを伝えていきたいと思っています。
國武さんは、祖母から聞いた戦争の悲惨さと復興の物語が、平和活動の原点になりました。
松尾さんは元々もっていたSDGsへの興味が平和活動に繋がりました。
それぞれのきっかけはバラバラでも、共通した平和への想いがひとつの活動に結びついていることがわかりました。

第28代高校生平和大使を務めた青栁さん

『Peace Peace Peace』の活動と課題

『Peace Peace Peace』の活動では、その場に応じたスピーチや取り組み方を意識しています。
川崎、横浜などの駅前で行った街頭署名は、毎年8月末に国連欧州本部へ提出しているとのことです。
原水爆禁止日本国民会議の結団式でも核兵器廃絶のアピール活動を行っています。
活動を行うなかで、足を止めてくれる人が少ないことや、署名をしてくださる人はいるものの、若者の平和に対する関心の薄さに何度も直面したこと、戦争の過去について知りたいと思う人が少ないと感じることなど、彼らのもどかしさも語られました。
そういった課題があるなかで、長崎研修での学びを生かし、小学生・中学生向けの出前授業や高校生ワークショップも試行錯誤しながら行っています。

『Peace Peace Peace』の活動紹介

長崎研修で学んだこと

「人の痛みがわかることが平和の原点」

講演後、参加者とのグループトークによる交流会を行いました。
参加者からは「人の痛みがわかることが平和の原点」という言葉が印象的だったとの感想がありました。
歴史を人が受けた記憶や痛みとして捉え「共感」すること。そうして自分ごととして捉えた時に平和への想いが産まれるのではないかと、高校生たちは強く語りました。
「微力だけど無力じゃない」をスローガンに、高校生の私たちだからこそできることを青栁さんたちは行っています。「ひとりでも多くの人に『Peace Peace Peace』の活動を知ってもらいたい」というメッセージを受け取り、おとなの寺子屋は無事終了しました。

毎回恒例の話が弾む交流会

参加者の声

  • 出前授業をとおして、平和問題を自分ごとして考える機会を提供している活動が大変興味深かったです。高校生平和大使の活動が、各都道府県から派遣されるように、もっと多くの人に知ってもらえたらと思いました。
  • 平和慣れしている世の中で、平和を願い平和の大切さを感じ行動に移す、講師のみなさまに感銘しました。今後の取り組みに期待したいです。活動に関しても応援したいです。
  • 被爆で亡くなった方々の骨が、今もそこにあるという話が印象に残りました。今まで平和について、あまり考えてきませんでしたが、これからは知っていきたいと思います。

  

パルシステム神奈川はこれからも協同組合として平和の大切さについて、多世代へ伝え共有する活動をすすめます。

上記についてのお問い合わせは、新横浜本部 組織運営課(E-Mail:palkana-heiwa@pal.or.jp)宛てにお願いいたします。