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「『いいね!かながわ』の産地で収穫体験をしよう」を開催しました

12月7日、冬の澄んだ空気のなか、当組合のオリジナルカタログ『いいね!かながわ』の新産地、大和市上和田にある株式会社峰農園で収穫体験イベントを開催し、9組25名の組合員が参加しました。

峰農園は、横浜市瀬谷区で中学時代をともに過ごした同級生同士が起業した農園です。「地元で野菜をはぐくみ、地元へ還元したい」という思いを原動力に、野菜作りを通じて故郷との共生をめざしています。地域おこしのきっかけとなることを目的として、地元瀬谷を中心に農業に取り組む地域密着型の農園として活動しており、11月2回企画から『いいね!かながわ』での取り扱いがスタートしました。

笑顔あふれる収穫体験

当日は参加者を3つのグループに分け、生産者とともに各畑を巡りながら収穫体験を実施しました。収穫したのは、旬の「かぶ」「キャベツ」「春菊」「カリフラワー」をはじめ、「カラフル人参」や「サボイキャベツ」といった珍しい品種も含め、全14種類の野菜。参加者のみなさんには、実際に土に触れながら多様な野菜の収穫を体験していただきました。
子どもたちの歓声が響くなか、おとなも童心に返って土に触れ、自然の恵みを直接手にする喜びを味わいました。

それぞれのグループで畑をまわりました

とっても立派なカリフラワー

生産者の想いに触れて

収穫の合間には、生産者から農薬や化学肥料を使わない栽培への熱い想いや、野菜作りの苦労話、そして収穫の瞬間の喜びなど、心のこもったお話を聞かせていただきました。畑の中で交わされる温かな会話は、まさに人と人とのつながりの大切さを実感させてくれる貴重な時間となりました。

     生産者のお話を聞きながら収穫します

       こんなに大きな「かぶ」が獲れたよ!

収穫した野菜と未来への想い

収穫した野菜はどの家族もかごいっぱい。新鮮な野菜をお持ち帰りいただきました。
参加者からは「今後も商品購入を通じて産地を応援していきたい」との声が寄せられ、生産者と消費者の信頼関係を深める貴重な機会となりました。
このような産地との直接的な交流が、持続可能な農業と地域コミュニティの発展につながっていくとよいと思います。

     収穫した野菜たち

峰農園の生産者みなさん

参加者の声

  • 子どももおとなも学びの多いイベントでした。実際の生産地を見て、生産者の方々のお話を聞いて採って食べる野菜は、ただスーパーで買うだけのものとは特別感が違うものになると思います。家族で収穫の話をしながら、野菜の味をあじわいながら食事を楽しみたいと思います。貴重な体験の機会をいただきありがとうございました。
  • 有機で、野菜を育てているとのこと。カブや人参の皮ごと食べたいと思います。
  • 生産者の顔が見えるのはよい取り組みだと思います。若い方々ががんばっているのは、頼もしく感じました。いろいろ大変だとは思いますが、ぜひこれからもがんばってほしいです。