「やってみよう!カジノヤ大豆栽培」(工場見学)を開催しました
9月17日、「やってみよう!カジノヤ大豆栽培」(工場見学)を開催し、組合員8名が参加しました。
当組合では2013年より、納豆メーカー(株)カジノヤと組合員が協力してパルシステム神奈川限定商品『つながる ひろがる ゆめ納豆』の原料となる「津久井在来大豆」を育てる企画を開催しています。今年度は、6月28日に大豆の種まきを行いましたが、今回は、種まきに参加した組合員(おとな)限定で工場見学を行いました。
納豆を作る工程を見学
参加者は2グループに分かれて、工場見学を行いました。昭和21年に創業して今年で79年、納豆だけを作り続けているという(株)カジノヤは、北海道や秋田などの国産大豆を使用し、大豆のうまみを生かしてふっくらした納豆を製造しているメーカーで、たれ・からしも、家庭にある調味料を使用することにこだわっています。
大豆から納豆ができるまでに3日を要するそうで、工場では、大豆を蒸してから納豆になるまでの一連の作業を見学させていただきました。


工場見学を待っている間には、(株)カジノヤの海老原さんから、納豆づくりのこだわりやパルシステムで取り扱いのあるカジノヤ納豆などについての説明がありました。遺伝子検査をクリアして安全・安心な大豆を使用していることや、宮城野菌という納豆菌を使用していること、パルシステムとは約40年のおつきあいがあること、蒸し暑い工場で働く従業員には消費者の声がモチベーションにつながっていることなどをお聞きしました。また、運営に参加している神奈川大学山岡ゼミからは、農業体験による効果を高めるために必要な要素として、農作業体験に加え、複数回の活動や農家・生産者との交流により共感が生まれることなどの検証結果の紹介があり、「顔の見える関係」を大切にしている当組合の取り組みを再認識する機会となりました。


6月に種まきした大豆は現在順調に育っているとのことで、無事収穫できることを願っています。
