くらしの見直し講演会 「楽しく学ぶ！運用時代の投資法！」を開催しました

6月3日、日本丸メモリアルパーク　訓練センター会議室（横浜市西区）にてお笑い系ファイナンシャル・プランナーの いちのせ かつみ氏を講師に迎え、くらしの見直し講演会「楽しく学ぶ！運用時代の投資法！」を開催し、役職員合わせて79名が参加しました。

和装姿で登場された講師のいちのせ氏。冒頭のあいさつで「私のこと、知ってますぅ？関西では有名なんですよ。」と親しみやすい大阪弁で参加者の笑いを誘いながら、講演が始まりました。

わかっているようでちょっとあいまいな「クーリングオフ」の話から

まず始めに「クーリングオフ」のことについて、参加者にYES／NO形式で質問を投げかけました。参加者の多くは、あらためて聞かれると自分の答えに自信がもてず、控えめに挙手で反応。運用や投資について興味をもつ人が多い今、自分たちを守る法律のことをきちんと理解してから、冷静に購入を検討してほしいと話されました。

“100歳”を前提に老後のお金を考える

「100歳まで生きたい人？」の質問に、会場で手を挙げた参加者はわずか３名でした。「将来の不安から、長生きしたくないと考えてしまうのは無理のないこと。でも統計から、100歳まで生きる人は今よりも確実に増えます。NISAやiDeCoの活用の検討と併せて、年金に関するニュースも自分ごととして聞いてほしい」と話されました。

投資ゲームでセンスを磨く

ひととおりお話をうかがったあとは、実践編として投資ゲームに挑戦。架空の1億円を元手に、さまざまな投資先に対し、倒産や為替変動などのリスクも含めて投資金額を自分自身で決めていきます。このゲームは2回行われましたが、1回目の勝ち負けを経験することで、2回目は注意すべきことを考えながら臨むことになります。このようなゲームをとおして投資のセンスを磨くことも大事なことだと話してくださいました。

そもそもお金とは？

いちのせ氏いわくお金は「幸せになるための道具」とのこと。自分たちの幸せのために行う投資なので、明確な目標・目的をもってすすめること、社会の動きをしっかり見ることなど、投資に挑戦するにあたって大事な点を話してくださいました。

当組合では、LPA（※）が家計の見直しに役立つさまざまな講座を企画・開催しています。当組合ホームページ内で「LPA」と検索して過去の講演会の開催レポートをご覧ください。
※ライフプラン・アドバイザー。ファイナンシャル・プランナーの資格をもち、中立な立場でくらしのなかのさまざまなお金の問題に、生活者目線でこたえたいと活動している組合員メンバーです。

参加者の声＜抜粋＞

• 生活設計資金などとてもためになりました。楽しみながら基本がわかりました。投資を勧めるだけの講演と
  違う安心感がありました!!
• 笑いやゲームを交えていただいたので、２時間あっという間に過ぎました！勉強になりました。自分でも勉
  強し、今後に活かしたいと思います。
• ゲームも話もとても楽しく、終わりまで笑えて元気をもらえました。お金のことをしっかり学びたいと思い
  ます。
• 落語風の資産運用がとてもわかりやすく、頭に入ってきた。NISAの活用、種類も知ることができてよかった。
• とても参考になり、楽しく、いちのせ様のファンになりました。Lastの投資クイズもとても良かったです。
  また参加したいです。
• 親しみやすい口調でわかりやすく説明いただきました。クイズも適切でクーリングオフもよくわかりました。

◇◇本講演会はコープ共済連『くらしの見直し講演会』支援金、パルシステム共済連『福祉・たすけあい助成金
』を使用して開催しています。◇◇