「第25回市民活動応援プログラム報告・交流会」を開催しました
5月28日、ミズキーホール(横浜市港北区民文化センター)にて「第25回市民活動応援プログラム報告・交流会」を実施し、2024年度市民活動応援プログラム15団体22名、過去助成団体・他団体3名、組合員3名、役職員23名、合計51名が参加しました。
市民活動応援プログラムは、パルシステム神奈川の剰余金の一部を地域社会に貢献する目的で、神奈川県内の市民団体に支援金を拠出する制度です。2000年にスタートし、これまでの支援金は478団体に対し累計総額97,916,500円になりました。
交流を通じて連携を模索
経済格差、介護や子育て、障がいや経歴の壁があることによる孤立、子どもの貧困、耕作放棄地、動物愛護など、地域にはさまざまな課題が存在します。そして、それらの課題に対して、それぞれの立場で取り組んでいる市民団体がいます。当組合の市民活動応援プログラムは、そういった団体への資金の助成のほか、市民団体同士、そして市民団体と当組合との交流や連携を通じて課題に向き合い、心豊かな地域をいっしょに構築するために報告・交流会を毎年開催しています。
活動の深化や広がりに向けた報告・交流会
「子どもの健全育成」「地域づくり」を始め、「環境」「福祉」「医療・健康づくり」「平和・人権」とすべてのテーマに取り組む各助成団体の参加者から、活動の紹介が行われました。人と人、あるいは人と社会との「つながり」のあり方を模索したり、孤立しがちな人々へ手を差しのべたりしながら、多様な人たちが安心してくらせるようにと、日々活動している様子がうかがえました。

一般社団法人かたわら

humhum

里山再生の会あわいのもり

ぬくもり

一般社団法人ATTAMALATTE

会場の様子

「公益財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団」事務局長による取り組み紹介

当組合組織運営課の職員による取り組み紹介
続いて、市民活動支援運営委員会から地域での充実した活動と社会的意義を特に高く評価した団体に対して贈られる「運営委員会特別賞」と、組合員から寄せられた賛助金において、応援カンパ人数が最も多かった団体に贈られる「組合員応援賞」の表彰を行いました。

運営委員会特別賞に選ばれた「西区BBS会」

組合員応援賞に選ばれた「NPO法人にゃぶ・猫を保護する人を増やす会」
団体同士がつながる有意義な場に
活動エリアや活動ジャンルの近いもの同士、あるいは活動ジャンルが異なるもの同士がつながりをもてる貴重な場としての報告・交流会。「サポートを必要としているけれど、埋もれてしまっている人たちに、どうしたら自分たちの存在を知ってもらえるか。また、社会にどうサポートの必要性を伝え社会の問題としていくか。」など、各団体はさまざまな問題に直面することも多いなか、他団体と交流することで活動のヒントを得ることができるなど実りある時間となりました。

今後の連携やコラボなどにもつながる交流タイム

それぞれの思いを伝え合いました

当日参加された団体のみなさんと記念の一枚
<参加団体一覧(発表順)>
当組合は、2030年ビジョン「だれもが認めあい、ともにいきる地域づくり」の実現に向けて、誰もが安心して地域でくらせるよう、これからも市民団体の活動を応援していきます。
第26回市民活動応援プログラム 応募団体を募集します!
応募要項や申し込み用紙など、詳細が決まり次第、市民活動応援プログラムのページにてご案内します。
(応募期間:7月21日~8月22日予定)