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SDGs推進活動~「2030SDGsカードゲーム」を横浜市立杉田小学校で実施しました

6月1日、杉田小学校にて「2030SDGsカードゲーム(※)」を実施し、5年生3クラス84名が参加しました。

 

未来の地域社会づくりに向けて

当組合の2030年ビジョンは「だれもが認めあい、ともにいきる地域づくり」です。これは、国際社会が協働して地球規模で取り組むべき目標がまとめられたSDGsにも通じます。SDGsを推進することでだれひとり取り残さない地域社会づくり、ひいてはビジョンの達成をめざしています。

 

全体の流れ

5年生3クラスを対象に、各教室にて2限、3限を使って合わせて90分間(中間に休み時間25分を挟む)の講座を実施しました。 講座冒頭では、SDGsの概要について17の目標事例と合わせて説明。ゲームを実践した後に、SDGsが日々の生活とどんなつながりがあるか、“一人ひとりの選択”が社会を変えていく、SDGsの取り組みと通ずることを伝えました。最後に、明日からできる一歩を考えるワークシートを宿題としてお渡ししました。

受講の様子

ゲームの実践

<作戦会議1分 前半8分 中間発表5分 作戦会議1分 後半15分 結果発表5分>

3~4人で1チームを構成し、チーム内でのコミュニケーションと他チームとの交渉を促進させる仕掛けとなっています。目的に向かって、チーム内で話し合い、他チームの目的を理解して交渉するという経験を積みます。前半は自チームの目標達成に奔走、結果目標を達成できても世界を見渡すと経済、環境や社会は課題がたくさん。その後、中間発表を経て世界の状況やゲームの目的を示唆し、豊かな世界とは何かを考え、そのために自分ができるアクションについて考えました。すると、後半では外に目を向け、協働する場面があちこちで見られました。

ゲームの様子

学びと気づきから次へ

今回の講座とゲームとその後の振り返りを通して、参加した生徒たちは、自分や同じチームの状況だけでなく、周囲や世界の状況に目を向けて行動していたという選択の変化に気づいたようです。後日、授業での振り返りを通してさらなる気づきを得て、次の取り組みに役立てていくとのことでした。

(※)2030SDGsカードゲーム

SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

2030SDGsカードゲーム

このカードゲームをとおして、地域および子どもたちへSDGsの理解を深め、未来の地域社会づくりに向けて「自ら考え、行動する人」の育成をめざしています。