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健康と居場所づくりの取り組み「神奈川まるごと健康づくり」

2023年は新型コロナウイルス感染の予防対策を実施しながら、通常通り「神奈川まるごと健康づくり」の活動をすすめることができました。地域の方が毎月楽しみに集う居場所づくりは、日常の中で無理なく自身の健康を気に掛けるきっかけづくりとなりました。

その取り組みは、地域団体と共催した「健康講座」「モルック&健康チェック」「健康チャレンジ」「健康チェックリーダー養成講座」「健康塾」と5つの企画を併設した「健康チェックの会」で、地域の方とともに「神奈川まるごと健康づくり」をすすめました。

「健康チェックの会」で地域に広げた健康づくり活動

毎月開催している3会場の「健康チェックの会」の実績は、南林間地区たすけあい協議会で21回開催し参加延べ477人、ふらっとパル茅ケ崎で12回開催し参加延べ214人、あしたタウンラボで12回開催し参加延べ226人となり、合計917人(昨年対比115.1%)となりました。

「健康チェックの会」をきっかけに、新たに4つの地域団体(濱なかま・看護小規模多機能支え合い・NPO法人フードバンク浜っ子南・富岡東地域ケアプラザ)と、2つの医療生協(川崎医療生協・みなみ医療生協)との連携を広げイベントを併設した「健康チェックの会」を合計30回開催しました。「健康チェックの会」には1,115人、併設のイベントには延べ842人の参加がありました。開催会場の増加や参加しやすいイベントの併設により、組合員や地域住民が健康づくりに参加する機会を大きく広げることができました。

4会場で「健康づくりリーダー養成講座」を開催し新たに25人受講がありました。「健康チェックの会」で活躍できる健康づくりリーダーは合計73人(組合員他33人・職員40人)となりました。また、「健康チェックの会」ボランティアも広がり、地域から延べ71人(昨年の161%)、組合員から延べ97人(昨年445%)の参加がありました。地域で継続的に「健康チェックの会」を開催する基盤づくりをすすめたことで、新たな自主運営の定期会場として麻生センターを開設することができました。

地域団体や他生協と連携した取り組みをすすめました

あしたタウンラボでは、横浜市立大学 医学部 地域看護学教室と連携した「前向き健康チェックサロン」で、「健康チェックの会」と大学教授による「健康講座」を開催しました。横浜市富岡東地域ケアプラザと共催し、地域で「健康チェックの会」を自主運営するボランティア育成の連続講座「健康塾」を開催しました。濱なかまの「まちカフェ」や、黒川地域の看護小規模多機能支え合いと連携した「健康チェックの会」を開催しました。

川崎医療生活協同組合との連携企画「モルック&健康チェックの会」や「レディース検診」、みなみ医療生協には「産後ケア-骨密度測定」で横須賀センターでの企画に参加いただきました。

神奈川県生協連と連携して例年取り組んでいる「健康チャレンジ2023」には、「健康チェックの会」参加者と、当組合員、役職員を含めて90人の参加がありました。神奈川県生協主催の「神奈川まるごと健康づくり」フォローアップ研修&交流会には13人が参加しました。

東富岡ケアプラザと共催したボランティア育成の連続講座「健康塾」

川崎医療生活協同組合との連携企画「モルック&健康チェックの会」

麻生センターで開催した「レディース検診」

麻生センターで開催した「健康麻雀&健康チェック」

2024年度に向けた新たな地域とのつながり

2023年度の地域団体との連携を大切に継続しながら、配送センターの地域特性をふまえた居場所づくりの新設をすすめていきます。新たな地域団体との連携を模索しつつ、組合員の健康づくりリーダー育成による「健康チェックの会」の自主運営チームづくりを構築していきます。

組合員から「自分の地域でも「健康チェックの会」を開催してほしい」との声に応え、今後もさまざまな地域団体と協力をすすめ、神奈川県内に「健康チェックの会」を広げる活動をすすめてまいります。

【健康チェックの会】とは

●日本コープ共済生活協同組合連合会の支援金を受けて運営する健康づくり活動です。神奈川県生活協同組合連合会を中心に、神奈川県内の生協が協同で行っている「神奈川まるごと健康づくり」の活動のひとつです。
●測定機器で、血管年齢・心拍数・血圧・体重・BMI・体脂肪率・筋肉量・体内水分量・基礎代謝量・握力・足指力を測定し、測定数値は各自の「計測手帳」に記入しお渡しする無料のイベントです。

※「健康チェックの会」は組合員だけでなく、どなたでもご参加いただけます。