パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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小田原で「第25回 オニオン祭」が開催されました

5月8日、小田原市の曽我みのり館で「第25回 オニオン祭」が開催されました。参加にあたっては検温や消毒、マスク着用などの感染対策の協力をお願いし、ジョイファーム小田原の生産者とパルシステム神奈川の組合員29家族103名が、久々に開催されたこのイベントを存分に楽しみました。

パルシステムと長きにわたり交流があるジョイファーム小田原。商品カタログでは、キウイフルーツ、柑橘類、玉ねぎ、梅などの取り扱いでおなじみの産地です。そんなジョイファーム小田原で収穫祭として始まったオニオン祭は、生産者と組合員が交流を深められる大人気のイベントです。

ところが新型コロナウイルス感染症拡大のため、一昨年、昨年は中止の判断をいたしました。それまでは一日かけて生産者との交流や収穫などを楽しんでいましたが、半日で行えるよう見直し、ふたたび生産者と組合員との交流を行うことができました。

「コロナに負けない!」という生産者の思いが込められた玉ねぎを収穫!

屋外イベントを行うにはちょうどいい陽気のなか行われたオニオン祭。開会のあいさつで、ジョイファーム小田原代表取締役であり生産者でもある鳥居さんは「コロナに負けない!という気持ちで作った玉ねぎです。ぜひ楽しんで収穫して食べてください」と話していらっしゃいました。続いて当組合の藤田理事長も、3年ぶりの開催をぜひ楽しんでほしいと参加者のみなさんに向けて話しました。

曽我みのり館前での開会式の様子

ジョイファーム小田原の鳥居代表取締役

当組合の藤田理事長

開会式の後、畑に移動し、グループごとに畝(うね)についていよいよ収穫体験開始! おとなも子どもも生産者といっしょになって玉ねぎをどんどん引き抜きます。「11月からずーっとここの玉ねぎを見続けているから友だちみたいなものなんだ」とやさしく子どもたちに話しかける生産者の姿、土の中から生きものが顔を出して大はしゃぎする子どもたちの様子、「なんだか無心になれるね」とご夫婦で話しながらはさみで玉ねぎの葉と根を切っている様子など、実開催だからこその光景をあちこちで見ることができました。

雄大な景色のなかでの収穫体験は格別!

子どもたちも生産者も楽しそう♪

土の中から出てきた生きものに大喜び!

ひたすら葉と根を切る作業も、日常を忘れるひとときに

当組合新人職員も研修の一環で当日の運営と収穫のお手伝いをしました

次第に玉ねぎが入ったカゴがあちこちに点在するようになり、オニオン祭もいよいよ終盤に。
お土産用の袋に詰めて収穫体験は無事終了しました。

大勢での収穫作業で、あっという間にこのような光景に

こんせんくんも玉ねぎを食べたそう

とれたての味を堪能してくださいね♪

収穫後の畑で、参加者と生産者のみなさんといっしょに記念の一枚!

お帰り前に、直売所でジャムや柑橘類の購入も楽しんでいただきました♪

活動組合員とお子さんにも、規格外玉ねぎの販売を手伝ってもらいました

貴重な農作業の時間を割き、コロナ禍でも楽しい交流の機会をつくってくださったジョイファーム小田原生産者のみなさん、ありがとうございました。作り手の思いと小田原の大地が育んだ農産物に触れ、そのありがたさを実感する一日となりました。

当組合は、今後も産直産地と連携し、組合員と生産者の交流の場を提供していきます。