パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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小川和男養鶏場交流「卵の話とじゃがいも収穫体験」を開催しました

6月18日、相模センターと近くの畑で、相模原市にある(有)小川和男養鶏場の小川さんを招き、「卵の話とじゃがいも収穫体験」を開催し、組合員8家族21名が参加しました。小川和男養鶏場は、パルシステムの『産直たまご(赤玉またはピンク玉)』の産地のひとつです。
小川さんは相模センターの近くにある畑で鶏糞も活用してさまざまな野菜を栽培しています。 “土に気軽に触れてもらいたい” “ 収穫のよろこびを実感してほしい” との思いから、卵の学習会と野菜の収穫体験をセットで企画し、毎年開催しています。

集合写真

じゃがいも収穫体験!

最初に、じゃがいも収穫体験を行いました。今回はアンデスレッド、キタアカリの2種類の収穫です。
初めて体験するお子さんも多く、スコップを片手に土を掘るとじゃがいもが顔をだし、子どもたちは目をきらきらとさせていました。株にはいろいろな大きさのじゃがいもがついていました。また、深いところにもじゃがいもがかくれていたので、もういちど探す様子も見られました。
小川さんからの「今年はじゃがいもの値段が高いからたくさん収穫してね」との好意で、予定よりもたくさんのじゃがいもを収穫することができました。袋いっぱいになったじゃがいもを運びながら、「フライドポテトにして食べたい」などと子どもたちがお母さんにリクエストをしている様子も見受けられました。

じゃがいも収穫

収穫したじゃがいも

生産者からの卵の話!

次は相模センターへ戻り、小川さんから卵についてのお話をお聞きしました。
今年はエサや燃料費が高騰し経営が大変であること、夏場はにわとりにとっても厳しいことなどを教えていただきました。また、パルシステム用のエサ(非遺伝子組換えのとうもろこしを主体としている)と一般用のエサ(遺伝子組み換え)を実際に見せていただき、色や匂いの違いを比べ、安全安心なエサへのこだわりなども知ることができました。そして試食として、今回はアローカナの青色のゆで卵を試食しました。栄養価が高く数も少ない貴重な卵だそうです。

生産者(小川さん)の卵の話

(左)パルシステム用えさ

卵の試食

アローカナの卵

参加者からは

  • エサ代の高騰や手間を考えると、卵の価格はもっと高くてもいいものだなと感じました。
  • 野菜の収穫体験もとても貴重な体験になりました。
  • 養鶏の苦労や安全へのこだわりを知ることができて大変勉強になりました。
  • 毎日卵を食べているのに、知らないことばかりで、勉強になりました。

などの感想がありました。

生産者の日々の取り組みや苦労などを理解することができ、安全安心な『産直たまご』を身近に感じる機会となり、生産者との交流が深まりました。

小川和男養鶏場には敷地内に直売所があります。お近くに行かれた際は、ぜひお立ち寄りください。