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活動しています! 「2023年小田原農の学校(はたけの学校)」

「小田原農の学校」では、年間をとおして自然豊かな小田原で土に触れる楽しさ、農作物を作る楽しさを実感できる農体験を行っており、「NPO法人小田原食とみどり」「ジョイファーム小田原」と当組合の3団体で運営しています。

2023年度は「たんぼの学校」「はたけの学校」「果樹の学校」「ハーブの学校」の4つの学校を開校し、初めての方から10年以上継続する方まで幅広い年齢層の方が参加しています。

はたけの学校では、農薬・化学肥料を使わず、夏・秋冬野菜づくりを学ぶ農体験をします。今回は、9月2日に小田原市曽我みのり館近くの畑にて行われた「第7回はたけの学校 秋冬野菜定植」の様子をご紹介します。

たくさん採れた夏野菜に感謝して最後の収穫

春に植えたなすやピーマン、トマト、オクラが大きく成長し、この日までにある程度収穫をしましたが、今回は秋冬の苗の定植前に、まだまだ実らせている夏野菜の最終収穫をして、茎や根の撤去をしました。

大きく育った苗

秋冬野菜の準備

すべての苗の撤去を終えたら秋冬野菜の定植の準備です。
まずは夏の間に伸びてきた雑草をきれいに取り除き、肥料を撒きます。

カキの貝殻を砕いたものを混ぜた『カキ殻石灰』や魚の骨を砕いたものを混ぜた有機肥料など3種類の肥料を撒いて硬くなった土を耕運機で耕します。
使い慣れない重い機械を動かすのはとても大変な作業ですが、インストラクターの伊澤さんに教えてもらいながら、四苦八苦しながら耕しました。

インストラクターの伊澤さんから肥料の説明

重い耕運機を操縦

耕した土の上にマルチを張り、キャベツ、ブロッコリー、ロマネスコの苗を植えていきます。
最後に人参の種を植えて防虫ネットを張ったら終了!

マルチ張りの様子

秋冬の野菜も元気に育って、たくさん実らせてくれるのを楽しみにしています。

「小田原農の学校」では「はたけの学校」のほか、「たんぼの学校」、ハーブティーやアロマなど生活を彩るハーブを楽しく育てながら活用する「ハーブの学校」、果樹の収穫・摘果・せん定など生産者と交流しながら小田原果樹の知識を広げる「果樹の学校」を実施しています。みなさんもぜひ小田原に足を運んでみてください。