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『神奈川のすくすくパン豚』登録者限定料理交流会を開催しました

5月21日、小田原市梅の里センターにて予約登録者限定の『神奈川のすくすくパン豚』料理交流会を行い、組合員・生産者・関係者を含め計16名が参加しました。
普段は、お届けした商品やその中に入っているパン豚通信というチラシでしか、産地のことを知る機会がありません。この料理交流会は、その生産者である山口代表と、奥様である和代さんに「直接」会える!貴重な企画です。

「学習会風景」

交流会では、まず初めに山口代表から、(有)山口養豚場やパン豚の生産などについてお話がありました。 神奈川のすくすくパン豚を生産する、(有)山口養豚場は、相模センターから車で30分ほどの清川村にあります。神奈川県内でも一番の規模をほこる養豚場のひとつです。

山口代表は、これまで培ってきた経験をもとに豚を健康に育てることで、薬をあまり使わなくてもよいように日々努力されているそうです。

「和代さんと料理」

パン豚について学んだ後、いよいよ料理交流がスタートです。

家にある食材・調味料で手間をかけずに作れる、和代さんおすすめの家庭の味を紹介いただき、「パン豚とたっぷり野菜の蒸し物」と「新玉ねぎのミート詰め」をいっしょに作りました。

和代さんが調理のすすめ方を説明した後、参加者が各テーブルで料理を始めました。和代さんがテーブルをまわり、和気あいあいと話が盛り上がる笑顔の絶えない時間となりました。

また、山口代表も各テーブルで参加者と交流をしました。参加者からは調理途中から「おいしそう」「早く食べたい」と料理が完成するのが待ち遠しいようでした。 料理が完成し、昼食時には活発な交流が各テーブルですすみ、おいしさとその秘訣を感じる時間となりました。

「山口代表も料理しました」

「パン豚とたっぷり野菜の蒸し物完成間近」

「山口ご夫妻から最後のご挨拶」

交流会最後に、山口代表と和代さんから、登録者への日ごろの感謝の気持ちが伝えられました。

料理交流会を終えて、参加者から「パン豚のことをたくさん知ることができて良かった」「料理がとてもおいしかった」などの声が上がりました。

短い時間ではありましたが、組合員と生産者がいっしょに調理をすることで、互いの理解が深まり、「パン豚」への愛着が増す、そのような交流会となりました。

『神奈川のすくすくパン豚』の取り組みについて

パルシステム神奈川ゆめコープの「パン豚」は、「(株)パルブレッドでパン製造時に出る余剰分のパンを無駄にしたくない」という思いを発端に、神奈川県の産地で豚の飼料を有効活用する資源循環型の取り組みとして2011年に開始しました。

当初の協力産地が養豚を休止する際に取り組みが引き継がれ、2015年度からは自然豊かな清川村の(有)山口養豚場で「パン豚」の生産が行われています。