「おとなの寺子屋・次の世代へつなぐ平和のかたち~今だから考えたい平和のこと~」を開催しました
7月26日、「おとなの寺子屋・次の世代へつなぐ平和のかたち~今だから考えたい平和のこと~」を開催しました。
「おとなの寺子屋」は、すべての回で学生の方が講師を務める学びの場です。
第2回の講師は、高校生の頃から平和活動に取り組む大学生の浜岡希実さんです。組合員10名、理事6名が参加しました。
浜岡さんの平和活動
浜岡さんが平和活動を始めたきっかけは、曽祖母から戦争体験を聞いたことでした。
戦争体験者が年々少なくなるなかで、過去の話を知った以上、次世代に伝えていく必要性があると浜岡さんは感じました。
パルシステムの平和学習会に参加した経験とウクライナ侵攻の長期化という背景も重なり、戦争や平和を身近に感じ、自分事として捉えるようになったそうです。
高校時代は神奈川県内で核兵器廃絶を訴える「高校生一万人署名活動」に2年間取り組み、現在の浜岡さんは複数の平和活動に携わっています。具体的には署名活動のOBとして現役高校生の支援、江東区の東京大空襲・戦災資料センターでのボランティアガイド、広島の被爆体験伝承者研修への参加など、幅広く平和活動に取り組んでいます。
浜岡さんが活動を通じて学んだことは「平和を学ぶこと」「平和を伝えること」両方の大切さでした。
被爆者や戦争体験者の高齢化が進むなか、若い世代が体験や思いを受け継ぎ、未来へ伝えていく責任があると浜岡さんは考えています。
平和を伝えることへの課題として、若い世代の関心不足や参加拡大の困難さも同時に伝えられました。タブー視されているような話題をもっと気楽に喋れるような世のなかになっていけたらよい、というのが浜岡さんの願いです。
一人ひとりが日常のなかでできることに目を向け、実践していくことが平和に繋がる、という言葉で浜岡さんの講義は終了しました。

浜岡さんによる講義

今だから考えたい平和のこと
お茶を飲みながら交流会
質疑応答では、東京大空襲・戦災資料センターでの具体的な活動内容や、若い世代への平和教育の効果的な方法について質問が出ました。質問の答えのなかでは、戦争が起きたときの具体的な被害を数字で示すことや、身近な人が戦争に巻き込まれる可能性を伝えることが例として挙げられました。
その後の交流会ではお茶を飲みながら、参加者たちは浜岡さんを囲んで、より深い対話を楽しみました。
今回ご用意したお菓子は、瀬戸内産レモンを使用した『朝から元気レモンドーナツ』です。
最後に浜岡さんは、平和活動は特別な人が行うものではなく、誰でも参加できるものであり、日常生活の延長線上にあるものだとみなさんに伝えられました。

平和への想いを共有できました
参加者の声
- 講師の方が、知ってしまった責任と話していて、心に残りました。
- 平和に過ごせることがあたりまえの日常なので、あらためて平和について考えることができました。関東にも空襲についての資料館があると知り、訪れてみたいと思いました。学ぶことの大切さを私も今日実感できました。
- 若い年齢で平和を気にかけるのはめずらしく、すばらしい人生を歩むのであろうなと思います。ますますがんばってほしいです。
パルシステム神奈川はこれからも協同組合として平和の大切さについて、多世代へ伝え共有する活動をすすめます。
上記についてのお問い合わせは、新横浜本部 組織運営課(E-Mail:palkana-heiwa@pal.or.jp)宛てにお願いいたします。
