「野付浜の母さん料理教室」を開催しました
2月13日、相模原市立市民・大学交流センターユニコムプラザさがみはらにて、北海道野付漁業協同組合(以下、野付漁協)の女性生産者と交流する場として、「野付浜の母さん料理教室」を開催し、組合員18名とスタッフあわせて30名が参加しました。
「野付浜の母さん料理教室」は2002年より始まり、今までに100カ所・3,000人の組合員が参加している歴史ある交流企画です。商品カタログでおなじみの野付産秋鮭、ほたて、いくらなどの食材をふんだんに使った料理教室は、大人気の企画です。開催にあたって、知床半島と根室半島の中間に位置する野付半島から、野付漁協の女性部「浜の母さん」3名と野付漁協の職員1名、北海道漁業協同組合連合会より2名の方にお越しいただきました。
豊かな海は森づくりから
調理に先立って行われた学習会では、野付の紹介や野付漁協の取り組みについての動画や若手漁師の思いのこもった動画を見たあと、北海道漁連の方からさらに詳しい話をうかがいました。野付漁協では資源管理型の漁業をすすめており、乱獲を避けるために漁獲数を管理したり、女性部を中心に森への植樹活動を行ったりするなど、「獲る漁業から育てる漁業」の取り組みを行っているとお話しいただきました。
漁協と植樹活動がどう結びつくのか? それは、森から流れ出た養分が川へ注がれ、やがて海に届き、魚の栄養となって豊かな海を育む――そんな循環の第一歩が「植樹」と考えられ、「森と川と海はひとつ」をスローガンに1988年から植樹活動が続けられています。2001年には、野付漁協、北海道漁連、パルシステム連合会との三者で「海を守るふーどの森づくり 野付植樹協議会」を発足させ、以降毎年、植樹ツアーを実施し、組合員を産地に受け入れ、植樹活動を続けています。2026年現在、累計で13,590本もの植樹が行われ、緑の森となった植樹活動の成果を写真でも確認することができました。

学習会の様子
野付名産の海の幸がつむぐ、生産者と組合員との「顔の見える関係」
野付について学んだあとは、いよいよ調理開始です。まず「秋鮭ちゃんちゃん焼き」の作り方、続いてほたてフライを作り、ほたての殻の開け方を教わりました。浜の母さんたちは、てきぱきと料理を実演したあと各調理台を回り、参加者と楽しくおしゃべりしながら調理をすすめてくださいました。
参加者のみなさんにとって初体験となるほたての殻むきは、実演して見せていただいたものの、いざやってみると感覚がつかめず恐る恐るの作業に。しかし浜の母さんや北海道漁連の方からコツを聞くと、みなさん上手に殻を開くことができ、野付の海でうまみをたっぷり蓄えたつややかな貝柱とご対面! 刺身としてよりおいしく食べられる切り方を教わり、殻を器にして盛り付けました。
最後は、レタスとミニトマトがのったお皿にスモークサーモンを盛り付けてサラダの完成です。

秋鮭ちゃんちゃん焼きからスタート

野菜と鮭をたっぷり入れてアルミホイルで包んで、あとは焼くだけ

ほたての殻むきを教えてもらって、いざ実践!
ちゃんちゃん焼きの味噌の香ばしい香りが調理室に広がり、待ちに待った食事の時間がやってきました。実際に調理したメニューに加え、ほたてがたっぷり入った炊き込みご飯や鮭といくらのミニ丼、秋鮭汁など、野付の海の幸をふんだんに使った料理を浜の母さんたちが事前に準備してくださっており、それらがテーブルいっぱいに並ぶと、とっても豪華な食卓に。浜の母さんや北海道漁連の方も同じテーブルにつき、おいしい食事をいただきながら、野付のことや料理のことなどで会話が盛り上がり、おなかも心もいっぱいに満たされるひとときとなりました。

肉厚のほたてをフライ用にていねいにカットします

野付自慢の海の幸を使った料理の数々

浜の母さんと楽しくお食事♪
実際に一緒に料理をし、交流を深めることで、ますます産地が身近になりました。
当組合では今後も、組合員のみなさんが生産者の方と顔の見える関係を築いていけるよう、交流活動に取り組んでまいります。

野付で超えてく!
参加者アンケート
- 遠くから来ていただき、おいしい料理や楽しいお話をありがとうございました。自然のなか、大変な作業や工夫を知り、改めて感謝していただこうと思いました。
- どれもおいしくて、また料理があまり得意でない私にも作れそうなメニューで、家でもさっそく作ってみたいと思いました。漁師さんの奥さまならではのお話しも聞けて楽しかったです。
- 産地の皆さま、食料供給と環境保全、ありがとうございます。「一人の金持ちも一人の貧乏人もつくらない(野付漁協の精神)」すばらしい言葉ですね。
- 本当にどれもがおいしくて幸せな気持ちになりました。ほたては生と冷凍の食感の違いは、食べ比べて初めて実感しました。
- いつも購入している商品のサイドストーリーを知れて、さらに応援したくなりました!大事に育てられた商品を子どもにも教えてあげながら食べさせたいと思いました。またパルシステムを通じて購入し応援させていただきます!
- おいしいものをおいしく食べてもらうという気持ち、感謝します。ありがとうございます。
- 北海道の厳しい寒さのなか、夜中の2時半頃に漁に行くのも大変なことと思います。私たちも野付の商品を注文して、応援したいと思います。からだに気を付けてがんばってください!
