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「やってみよう!カジノヤ大豆栽培」(収穫)を開催しました

11月30日、(株)カジノヤで「やってみよう!カジノヤ大豆栽培」(収穫)を開催し、組合員24名が参加して大豆の収穫・選別を行いました。

当組合では2013年より、納豆メーカー(株)カジノヤと組合員が協力してパルシステム神奈川限定商品『つながる ひろがる ゆめ納豆』の原料となる「津久井在来大豆」を育てる企画を開催しています。

津久井在来大豆の収穫

6月28日に種まき、7月には当組合の理事・役職員による草取りを行った大豆は順調に生育し収穫の時期を迎えました。このところの晴天で、葉も枯れて、サヤもしっかり乾燥し、収穫するには絶好の状態となりました。種まきに続き、(株)大地の生産者小泉さんに収穫の仕方を教えていただきながら、まずは参加者全員で根っこごと引き抜き、根を折る作業を行いました。

葉が枯れて乾燥した状態の大豆畑

根っこごと力いっぱい引き抜きます

草取りをしっかり行った場所と、草取りをしなかった場所では、実のつき方が大きく違うことなども観察しながら作業を進め、抜き終わった後に、サヤが弾けて落ちた大豆を拾う作業も行いました。

しっかり草取りを行った大豆

草取りを行わなかったところ

その後は、脱穀(だっこく)機でさやから取り出した大豆を、透明なトレイにのせて一粒一粒確認し、黒くなったものや欠けたもの、小さすぎるものを取り除く選別作業を行いました。

収穫・脱穀した大豆

手作業での選別

最後に運営に参加する「神奈川大学」山岡ゼミの学生によるこれまでの振り返りを行い、会を締めくくりました。

神奈川大学の学生による振り返り

集合写真

参加した組合員からは、

  • 収穫前の大豆をはじめて見ました。枝豆が枯れたような感じで枝がまっすぐ立っているのですね。商品になるまでにはたくさんの工程があって手間がかかっていることがよくわかりました。生産者さんの苦労や思いがわかりました。
  • 実際にやってみて、おいしいものがいただけるのは、たくさんの方々がかかわっているからこそだなとありがたく思いました。土に落ちてしまった白い丸い大豆が、ほんとにかわいらしかったです。
  • 大学生のみなさんとの交流も楽しかったです。いろいろ考えてくださって、青空の下でクイズが記憶に残りました。

などの感想がありました。

 

今回収穫した大豆が、おいしい納豆になる日が楽しみです!