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「つながろう大豆ボランティア」(大豆収穫)を開催しました

12月9日、川崎市麻生区の納豆メーカー株式会社カジノヤの畑にて「つながろう大豆ボランティア」大豆収穫を開催し、12家族29名の組合員が参加しました。
この企画は、当組合限定の商品『つながるひろがるゆめ納豆』の原料となる津久井在来大豆を株式会社カジノヤと組合員ボランティア、神奈川大学の学生、当組合が協力して栽培する取り組みです。

大豆の収穫と選別作業

当日は暖かな陽気に恵まれて作業日和でした。はじめに大豆の茎を根っこから引き抜き、根元を折って機械に通す脱穀作業をしました。次に、脱穀した大豆を選別し、傷があるものやかけているものを取り除く作業を行いました。
今年は大豆畑一面で約25㎏の大豆を収穫することができました。さらに工場で選別をしますが『つながる ひろがる ゆめ納豆』にすると約1000カップ分に相当する量になります。

畑一面に実った大豆

力を合わせて収穫作業

納豆にできる大豆を選別

納豆になるまでのお話とクイズ大会

昼食後は、株式会社カジノヤの海老原さんに大豆が納豆になるまでの工程をクイズ形式でお話いただきました。納豆菌の散布には熟練の技が必要で、職人が時間をかけて製造していることがわかりました。
そして、今年度運営に参加している神奈川大学山岡ゼミの学生によるクイズ大会も最終回を迎え「神奈川県の大豆収穫量は55tだが、全国では何位?」という今回も少し難しい問題に参加者同士で話し合い回答しました。最後に組合員が書いたカジノヤへのメッセージを海老原さんへ贈呈し、今年度の活動は終了いたしました。

カジノヤ納豆ができるまでの話

メッセージを受け取る海老原さん

集合写真

参加者の声(一部抜粋)

  • 納豆が食卓にあがるまでの手間暇の大変さへの理解が深まりました。
  • 子どもが国語の授業で「すがたをかえる大豆」というお話を学んでいて、実際に大豆の変化を見ることができ、勉強になりました。
  • 納豆を食べられなかった息子が納豆大好きになりました。