市民活動応援プログラムの支援団体について、各団体の訪問・ヒアリングを行い、支援金の使途状況や近況などを確認し報告します。

  • 第26回助成
  • 平和・人権

一般社団法人 かたわら

当組合では、市民活動応援プログラムの支援団体について、支援金の使途状況や近況などをうかがうため、各団体を訪問しています。

一般社団法人 かたわら

若い世代(ユース世代)を中心とした核兵器廃絶や平和教育に取り組むNGO団体です。被爆者の想いを継承し、中高生向けの平和・軍縮教育ワークショップの提供や国際会議での発信を行っています。
団体名の由来は“核のない世界をめざすあなたの「かたわら」に”。被爆者の記憶を世界の記憶にすることを目標に、市民や若い世代の拠り所となるコミュニティをめざしています。


活動場所:横浜市
ホームページ:https://www.katawara.org/
       

【訪問】
2週間に1度行われる定例会議(オンライン)を見学しました。下記の活動報告を聞きました。
・横浜市ピースフェスタで小学生対象にタイムトラベラープログラムを3回実施(8/12)
・東京研修実施(8/13-14)- 第五福竜丸展示館、世田谷平和資料館、民主主義博物館の訪問
・逗子平和デーで親子向けワークショップを実施(8/11)
・新規企画『Peace Dialogue Studio』を11月から3月まで5カ月間開催予定
・川崎市多摩市民館での小学生向けワークショップ実施予定(8/21)

【支援金、賛助金活用状況】
市民活動応援プログラムの助成により、活動の広がりと成長があると報告がありました。
・ユースメンバー主体の体制構築:助成金によって大学生・高校生が有償で活動できる環境が整い、本日の会議も彼らが主体となって運営・議論を行いました。
・神奈川県内での地域連携の広がり:申請時に挙げた「神奈川に根差した取り組み」の一環として、県内各地でタイムトラベラープログラム実施をすすめています。
・平和教育プログラムの「質的進化」:「若い世代が平和教育プログラムを作成・進化させる」という目標達成に向け、質を高めるディスカッションを行っています。

支援金はおもにインターンの人件費と教育プログラムのための交通費に使用しています。
奨学金の返済や下宿など、お金がかかることが多い大学生が少しでも平和の取り組みに時間や思いをかけられるよう、支払いを行っています。人件費に使える助成金は限られているので、支援金に対する評価を高くいただいています。
現在は長崎や沖縄と連携をすすめており、今年度は4月と7月に2回長崎を訪問されたとのことです。現地の県立高校でプログラムの実施や長崎大学の研究者らとの協議を行い、来年度以降のプログラムの発展を見据えた打ち合わせを行っています。

【訪問時にうかがった現状や課題など】
<現状について>
タイムトラベラープログラムをとおして、生徒たちはより平和に対する考えが深まっています。ファシリテーターのやり方も回を重ねることでブラッシュアップしています。

<課題>
・2年連続支援の限界
2年で団体は大きく発展することがむずかしいので、3年などもう少し長めが理想です。一方で多くの市民団体に支援が回ることの重要性は理解しており、2年縛りは適切な長さとも感じています。
・ユース枠設立の提案
代表のユース団体への支援活動からの経験より、10~15万円の少額のユース枠があるといいのではないかという提案がありました。
・かかわる人たちの持続性
学生メンバーの入れ替わりによる知識継承とファシリテーション技術の共有が課題として認識され、『Peace Dialogue Studio』がその解決策のひとつとして期待されています。

【パルシステム神奈川への期待】
パルシステムの平和課題で親子向けやおとな向けの平和教育プログラムの共同開催を希望しています。『Peace Dialogue Studio』で育成するファシリテーターの活躍の場となることを期待しています。

団体の想いやプログラムの説明

過去で終わらせない活動

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