市民活動応援プログラムの支援団体について、各団体の訪問・ヒアリングを行い、支援金の使途状況や近況などを確認し報告します。

  • 第26回助成
  • 環境

NPO法人 ふるさとファーマーズ

当組合では、市民活動応援プログラムの支援団体について、支援金の使途状況や近況などをうかがうため、各団体を訪問しています。

NPO法人 ふるさとファーマーズ

コロナ禍でスーパーから多くの食料品が消え、「食の不安」を実感したこと。加えて、地域では農業者の高齢化と耕作放棄地の増加、不法投棄も深刻化しており、農地と環境を市民の手で守る必要性を痛感したことをきっかけに、2020年に団体を設立。茅ヶ崎市を中心に、環境にもやさしいといわれている不耕起栽培を通じて、脱炭素・環境教育・地域再生を一体ですすめる場づくりに取り組んでいます。


活動場所:茅ヶ崎市芹沢地区
ホームページ:https://furusatofarmers.org/
       

<詳細>
・メンバーは40人ほど
・農地は、田んぼ2反、畑8,000ヘクタールほど。養蜂にも取り組む。
・鎌倉時代から続く農家の方より、耕作放棄地防止のため農地を一部引継いで活動。
・メンバーのやりたいを挑戦することを大切にしている。(例、作付け野菜はメンバーで相談して決める。イベント内容もメンバー立案など)
・農に関われる機会や人を増やすための場づくりを大切にしている。(小学校への環境出前講座、企業とコラボイベント、近隣大学の研究場所としての提供、協力、茅ヶ崎市のふるさと納税への検討など)。

【訪問】
活動拠点である茅ヶ崎市芹沢にある茅ヶ崎里山公園北駐車場近くの畑、田んぼ、養蜂を訪問。

【支援金、賛助金活用状況】
(1)支援金・賛助金の活用を通して実現したいこと
今後管理面積が拡大する見込みで、脱炭素と生態系保全の両立を実現する基盤整備のため、不耕起栽培の田畑を持続的に管理、環境に配慮した資材や省力化を図るための道具の購入に充てたい。

(2)支援金・賛助金活用状況
<申請内容>
具体的には、活動コーディネートや作業進行の中心となる運営体制の整備。また、体験活動や地域連携イベント時の運営サポートにかかる費用。不耕起栽培の実践に必要な種子や支柱、鎌などの基本資材の購入。地域交流や環境啓発を目的とした収穫祭や体験会などのイベント運営費です。

<活用状況>
活動推進・対外発信として取り組んだ「かながわ脱炭素大賞」「GREEN EXPO」などの対外活動に向けた企画・調整にかかるサポート費用、農作業環境整備として倉庫整備にかかる費用、地域交流イベントとして開催したもちつきなどにかかる材料、運営費用に充てられていることを確認しました。

【訪問時にうかがった現状や課題など】
現在、常勤は1人、残りはボランティアとして活動。農地が広がってきている(耕作放棄地になる前に農地として継続してほしいという近隣農家の要望)、広がる農地を担うためにも現在のボランティア頼りから常勤をもっと増やしてきちんとキャッシュフローが成り立つ活動へしていきたい。
そのためにもさまざまな人、企業、行政を農に巻き込み理解、共感を増やし地域に根付く活動にしていきたい。その想いから、アパレルメーカーとのコラボ、不動産会社とのコラボ、大学との連携(不耕起栽培と慣行栽培との土壌分析、収量比較などデータ提供など)、茅ヶ崎市との連携(ふるさと納税とからめて何かできないかなど)、小学校への出前講座など地域とのつながりづくりを大切にしている。

【パルシステム神奈川への期待】
パルシステム神奈川のもつネットワークや発信力を活かし、ふるさとファーマーズの脱炭素・不耕起の取り組みを広く地域に周知したい。また、組合員との交流機会や共同イベントなどを通じて、地域ぐるみでの環境行動を育てていく連携ができればと期待しています。

   不耕起栽培の畑の様子

昨年から始めた日本ミツバチによる養蜂

NPO法人ふるさとファーマーズの活動場所は看板が目印

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