起立性調節障害を知っていますか
「朝起きられない」―それは、“怠け”ではなく“体”の病気かもしれません。
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受付
締切8月27日(水)16:00まで
- 組合員限定
- オンライン企画
- その他(自宅など)
内容
思春期に多い「起立性調節障害」は、朝起きられず、怠けていると誤解されがちな病気です。
しかし近年は、治療により改善が期待されています。
自身も起立性調節障害を経験し、また小児科専門医としてこれまでに1,000人以上の起立性調節障害の患者を診療するなど経験豊富な小児科医の泉井医師から、病気の実態と最新の治療法・対応策について、わかりやすく解説いただきます。
泉井医師からのメッセージ
思春期の子どもに多く見られる「起立性調節障害」は、自律神経の乱れにより、朝起きるのがつらくなる、頭痛、倦怠感、集中力が低下するなどが続く病気です。
見た目ではわかりにくいため、「やる気がない」「甘えている」「怠けている」と誤解され、学校や家庭で孤立してしまうことも少なくありません。
とくにコロナ禍以降、不登校の児童生徒数が過去最多を記録する中で、起立性調節障害と診断されるケースも増加しています。
環境の変化や人間関係に悩みやすい思春期に発症することが多く、学業や日常生活に大きな影響を与えるため、本人にとっては非常に深刻な問題となることがあります。
近年では、海外を中心にさまざまな治療法が開発され、薬物療法や点滴治療など医学的なアプローチによって改善が期待できるようになってきました。
日本でも、従来の生活指導に加えて、こうした治療法が少しずつ取り入れられています。
本講演では、自身も起立性調節障害を経験し、小児科医としての豊富な診療経験から、この病気の実態と最新の治療法・対応策について、わかりやすく解説します。
「怠けているわけじゃなかったんだ」と気づくきっかけとなり、子どもたちへの正しい理解と支援が広がる一助となれば幸いです。
■講師
泉井 雅史(いずい まさふみ)医師
医療法人いずい医院 院長/内科・小児科医
■プロフィール
2010年:JCHO大阪病院 小児循環器外来担当
2020年:神戸徳洲会病院 小児科部長 / 起立性調節障害外来担当
2024年:いずい医院 院長
小児科専門医として、これまでに1,000人以上の起立性調節障害の患者を診療。
小児循環器・内科・耳鼻科・脳神経内科・心療内科など多角的な視点から診察を行っており、EAT療法(上咽頭擦過療法)や欧米のガイドラインを参考にした薬物療法・点滴治療など、積極的な治療アプローチも導入している。
2025年には共著として『子どもの起立性調節障害』を出版。
これまでに多数の講演会・学会報告を行い、医療者や保護者への啓発にも力を入れている。
自身も高校時代に不登校を経験しており、同じように悩む子どもやそのご家族に温かく寄り添う診療を大切にしている。
※終了時間は11:30になります。
(紙面広報1回目のお時間に誤りがありました。訂正させていただきます。)
開催日 | 9月4日(木)10:00~11:30 ※終了時間は11:30になります。 |
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会場 | オンラインZoom |
参加費 | 無料 |
講師 | 泉井 雅史(いずい まさふみ)医師 医療法人いずい医院 院長/内科・小児科医 |
主催 | 組織運営部 くらし福祉担当 |
申し込み締め切り日 | 締切8月27日(水)16:00まで |
申込/お問い合わせ | 【問合せ先】組織運営部 くらし福祉担当 TEL:045-470-6872 (月~金 9:00~17:00) |
申し込みページ |
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