パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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『リペアカフェ』上映会&交流会を開催しました

オランダ・アムステルダムから生まれた、壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれる場所「リペアカフェ」。オランダのリペアカフェでの温かな実践を描いたショートドキュメンタリー映画の上映会と交流会を1月17日に新横浜本部にて開催し、午前の部に22名、午後の部に21名の組合員が参加しました。
ふだんからモノを大切するライフスタイルの参加者も多く、互いの実践に興味津々。会場は大いに盛り上がりました。

映画『リペアカフェ』

約30分の映画はリペアカフェでのいくつかのエピソードで構成され、そのエピソードは家族の思い出や人とのつながり、リペアがうまくいったときの喜びなど、何ともいえない温かな気持ちになるものばかりでした。
疎遠になりつつある地域コミュニティの問題、捨てることを前提に成り立つ大量消費社会のシステムなど、壊れかけた「モノ以上のもの」を直すヒントが隠されていました。本編上映の前後には、映画製作者の瀬沢正人氏のメッセージも上映し、作者の想いも受け取りました。

「修理したいのはモノだけじゃなかった。」
(IDEAS FOR GOOD オリジナルドキュメンタリー)【アムステルダム地域映画祭 ABFF2025 ノミネート作品】

思い出のネックレスをリペア

子どもだってリペアラーになれます

公民館のような場所で開催

交流会

交流会では、事前にリペアした実物やエピソードの披露をお願いしていたこともあり、参加者ご自身でリペアしたものやアップサイクル(※)作品、思い出の品などを見せていただきました。
グループトークでは、映画の感想や、ふだんのくらしのなかで実践していることなどをシェアし、リペアカフェをやってみたい! 参加してみたい! という声が多く上がりました。

※アップサイクルとは:本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。(IDEAS FOR GOOD https://ideasforgood.jp/glossary/upcycle/

水泳帽をアップサイクル

リペアカフェ経験者も

着なくなった服にもひと工夫

青いセーターを黒染めに

お話も弾みます

思い出の服で作るテディベア

最後に、パルシステムの3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取り組みや、環境に配慮した商品を掲載しているカタログを紹介し、現在進行中の「みんなでつなぐ♪エコリレープロジェクト」(まとめ袋のリサイクル)の協力を呼びかけました。
映画や参加者同士の交流を通じて、次のアクションにつなげたい、つながりたいという気持ちになった方も多く、この『リペアカフェ』上映会&交流会から何かが生まれそうな予感が…(!)

パルシステム神奈川ではこれからも循環型社会をめざして取り組みを続けてまいります。

参加者の感想(一部抜粋)

  • 感動しました。なんていい取り組みでしょう。
  • 30分のドキュメンタリー映画でこれほどまで涙が出るとは思いませんでした。ただのリペア(物を直す)だけではない、直るのは、物だけではない。直す人も、直してもらう人も、みんな温かい気持ちになって、次の自分がとるべき行動を考えるきっかけになっている。そして、たとえ直らなくても、そこに学びがあって、次の自分がとるべき行動を考えるきっかけになっている。とてもいい映画でした。また、座談会でもとてもいいお話が聞けました。
  • 家族、親戚、ご近所さん、友人、知人など、日常のくらしは当たり前にお互いに支え合ってきた世代に、再生、再利用のシェアは普通の感覚でしたが、今、これからは敢えてでも、さらに地球レベルの環境への気配りが個々人に必須と、周りの人々とも認識とアクションを共有していこうと、あらためて腑に落としました。