パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

  • 平和 国際活動

「2025年ヒロシマナガサキ平和スタディツアー報告会」を開催しました

8月23日、ビジョンセンター横浜(横浜市西区)にて、ヒロシマ親子平和スタディツアーの参加者親子13組と同行した職員、ナガサキ平和スタディー代表派遣で参加した理事が報告を行いました。

会場の様子

参加した子ども全員が報告を行いました

8月5日~8月7日の3日間、ツアーに参加した子どもと、保護者代表の3人が報告を行いました。
小学4年生から高校2年生の子どもたちが「被爆・戦争の被害について学び、平和を考えるスタディツアー」に参加して感じたことを振り返り、またこれからの未来についてどうしたいかなど、お話ししてくれました。

ナガサキスタディーツアー代表派遣の理事からも報告を行いました。

報告の様子

ツアーの参加者からは、平和につながるさまざまな想いが語られました。(以下、一部ご紹介)

  • ツアー参加する前は関係ないと思っていたけれど、広島へ行って核兵器を使わない平和の実現と自分には関係があることに気がつきました。僕たちが正しい行動をすれば平和な世界に一歩近づくことができると思います。勉強して平和につながるお仕事をしたいです。(小学4年生)
  • 被爆者や被爆者の子どもが、被爆当時から今日まで差別や病気、障害に苦しんでいることがわかりました。原爆は何に対しても利益にはならない。原爆や戦争は無くすべきと思いました。(中学1年生)
  • 空襲警報や防空壕もない毎日がどれほどありがたいか実感した。広島で感じたことを忘れずにこれからも平和について考えていきたい。(中学3年生)
  • 平和の大切さ、核兵器の危険性を身近な家族、友人に伝えていきたいと思いました。今回だけに限らずこれからも平和学習を続けていきます。(保護者)

ナガサキ平和スタディツアー代表派遣に参加した当組合の里地常任理事からは、
「浦上天主堂では原爆の威力によってがけに滑落した旧鐘楼、遺壁や平和祈念像などさまざまな碑をめぐり、2025ピースアクションinナガサキに参加して高校生平和大使らの『戦争や核兵器記憶をどう継承するか、何ができるのか』のディスカッションを聞きました。長崎原爆資料館見学から長崎の被爆の歴史を学び、千羽鶴を献納し核兵器のない平和な世界への思いを深めました」との報告がされました。

参加者からは、現地で「80年前に何があったのか」を理解して、自身が「平和についてどう感じたか」をそれぞれの視点で語っていただきました。

パルシステム神奈川はこれからも協同組合として平和の大切さについて、多世代へ伝え共有する活動をすすめます。