日本食育学会学術大会のポスターセッションに食育ぱっくん隊3名が参加しました
6月15日、東京栄養食糧専門学校で開催された一般社団法人日本食育学会(※1)の学術大会にて、食育ぱっくん隊(※2)の3名がポスター発表を行いました。タイトルは、「朝食に関するアンケート調査の再考と充実した朝食をとるための提案」です。昨年もポスターセッションに参加しており、2年連続での参加となりました。
発表したポスター:「朝食に関するアンケート調査の再考と充実した朝食をとるための提案」(PDFが開きます)
(※1)食育の学際的研究と実践的な食育活動の在り方を提示する学会。食育推進団体としてパルシステム神奈川は会員登録しています。
(※2)食育リーダー養成座を修了して活動登録をした組合員で、講座やイベントをとおして食の大切さを伝える活動をしています。

日本食育学会学術大会 2025年度会場前にて
朝食アンケートの内容は
2024年の2月末から3月初めに実施したオンラインの朝食アンケートには、パルシステム神奈川の組合員1,235名からの回答がありました。アンケート回答者の年代は、30~40代が31%、50~60代は54%と実に半数をしめ、20代から70代のすべての年代で朝食を食べる人は、90%にも及びました。ほぼ半数の51%の人が朝食の主食にパンを食べており、それを選ぶ理由の多数は、準備が簡単、好きだからとの回答でした。
朝食のお悩み・要望でとくに多かったのは、「レパートリーが少ない」「お米を食べたいけどおかずが面倒」「簡単でもバランスよく子どもといっしょに食べられるメニューを知りたい」などでした。
簡単! 栄養バランスおにぎらず 7日間レシピを紹介
お悩みやご要望を受けて2025年は、子どもでも食べやすく、バリエーションもつけやすい「おにぎらず」の日替わり一週間分のレシピを考えました。野菜、たんぱく質、炭水化物をバランスよく入れ、バリエーションもつけ、アレンジもしやすいものとしました。また、にんじんナムルのように週末に作り置きしたものや、加工品を活用し、はさむだけにしたものもあります。
併せて、おにぎらずにオムレツやスープ、サラダを足していただく週末の提案もしました。
これからも食育ぱっくん隊は、組合員の悩みに寄り添った食育活動をしていきたいと思います。



