「みんなでいっしょに梅干しづくり♪」を開催しました
6月7日、小田原市下曽我の産地「ジョイファーム小田原」で「みんなでいっしょに梅干しづくり♪」を開催し、30名の組合員が参加しました。
柑橘や玉ねぎ、梅干し・ジャムなどの加工品でおなじみの「ジョイファーム小田原」は、生産者130名程が集まって農産物や農産加工品を販売しています。食べる立場で栽培を考え、環境や人にやさしい農業に取り組んでいる神奈川県内の産地です。
当組合とは、2002年に「小田原食と緑の交流推進協議会」を設立し、年間を通じて「オニオン祭」「柑謝祭」などさまざまなイベントを行い、組合員との交流を深めています。
小田原オリジナル品種「十郎梅」を収穫
この日は、御殿場線下曽我駅前にある小田原市梅の里センターで集合して、徒歩で生産者長谷川さんの梅畑に向かいました。小田原市では「小梅」「白加賀」「南高梅」なども栽培されていますが、今回は小田原オリジナル品種の「十郎梅」を収穫。畑に到着すると、収穫時期を迎え色づいてきた梅の香りが漂っていました。
長谷川さんから梅の収穫方法や、栽培している梅はパルシステムの「エコ・チャレンジ」基準で、肥料は有機100%、農薬は神奈川県の栽培基準半分以下、除草剤は使用していないことなども教えていただき、その後、さっそく脚立を使って好みの大きさのものを選びながら参加者それぞれが収穫しました。大玉で、「おでこ」がポコッとでるような形をしているのが特徴の「十郎梅」を、今回は梅干しとして漬けるため、参加者は1kgになるように、量を調整しながら収穫していきました。

大きく育った実を選んで収穫

収穫した十郎梅

畑での集合写真
袋漬けの梅干し作りに挑戦
収穫のあとは、梅の里センターに戻り、小田原梅干品評会で県知事賞を受賞された生産者の斉藤さんにこだわりの梅干し作りを教わりました。
収穫した梅は、産毛がとれてツルツルになるまで水で洗うのがコツだそうで、洗ったあとは、よーく水気を拭いて、竹串でヘタをとり、ジッパー付きの袋に塩といっしょに入れて寝かせます。梅の量と同じ1kg程度の重石をするとよいということや、天日干しの方法もあわせて教えていただき、袋漬けした梅を各自持ち帰りました。
梅雨を越して、土用の頃においしい梅干しができるのが楽しみです。

産毛がとれるまで洗います

竹串でヘタをとります

袋漬けした梅(1日目)