「多摩川河口干潟観察会」を開催しました
4月29日、川崎市川崎区多摩川1.6kmポスト付近の干潟にて「多摩川河口干潟観察会」を開催し、組合員10 組28名が参加しました。当日は天気に恵まれ、日差しは少し強めでしたが時より涼しい風も吹き、心地よい気分で観察会ができました。
大潮(おおしお)の干潟は生きものがいっぱい
干潟は春から夏の大潮のころがもっとも潮がよく引きます。干潟にはヤマトオサガニ、チゴガニ、アシハラガニなど5~6種のカニ、そのほかエビ、ハマグリやアサリなど、さまざまな生き物たちが生息していました。参加したおとなも子どもも夢中になって探し、講師の説明を聞きながら観察しました。

事前に注意「毒をもつ赤クラゲに気をつけて」

どんな生き物がいるかな?

やったー、カニとれた!

捕まえた生き物を水槽に集めて観察

多摩川は昔、泡だらけでした

「カニー!」と声を合わせて撮影
高度成長期の多摩川が生活排水の影響で汚れていたこと、その後の取り組みによってさまざまな生き物がすむきれいな多摩川がよみがえったという説明を聞き、環境保全の大切さを学びました。
この観察会は、1995年に当組合の前身のひとつ、川崎市職員生協の環境課題企画「多摩川カニとり遊び」としてスタートしました。その後、呼び名をあらためながらも、今では数少なくなった干潟で生き物にふれ、自然環境の大切さを知ることのできる取り組みとして、毎年人気の企画で多くの組合員家族から親しまれていました。 今後も次世代につなげていきたいです。