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衣類交換会の開催~捨てない地域循環~(連携:大倉山元気の泉保育園)

7月29日、大倉山元気の泉保育園児と保護者を対象にした、「夏のお楽しみ会 おやこでSDGs」に出展しました。

捨てない地域循環の構築をめざして

モノを使わなくなったとき、「捨てる」ではなく地域に還元したい、使用期間が限定しているモノにお金をかけたくない、といった地域の潜在的ニーズを顕在化させるために、地域の団体や企業などと協同して「衣類交換会」を入り口にしくみづくりに挑戦しています。

衣類交換会

今回は、社会福祉法人元気の泉 大倉山元気の泉保育園主催のイベント「夏のお楽しみ会 おやこでSDGs」とのコラボで「衣類交換会」を開催しました。
イベントは、保育園児と保護者を対象にしたクラスごとの交流会と、それに付随して衣類交換会と世界の虫大集合(協力:かぶとむし専門店Beetle on)が催されました。
2部制でクラスごとの交流会が開催。その交流会前後で衣類交換会に立ち寄っていただきました。とても大切に使われていたことがうかがえる洋服の提供、またお子さんといっしょに洋服を選ぶ姿がたくさん見受けられました。

また、今回はSDGsをテーマにしたイベントということで、なぜ衣類交換会を行っているのかを知ってもらうほか、園内にはあちこちに環境、社会、経済につながるアクションや気づきの活動展示もされていました。このように、日々のくらし方が世界や地域とつながっていることを幼少期から体験できる園の活動も垣間見ることができました。

◆対象商品:
使う期間が短いベビー、子ども服、靴、子ども用品、使う頻度が少ないフォーマルな服など
◆内  容:
・使えるけど使わなくなったものを提供し合い、ほしいものがあったら持ち帰る(無償提供、無償購入)
・提供だけ、持ち帰りだけでもOK
・提供に関しては1~10点まで。持ち帰りは制限なし
自分がもらってうれしい状態のもの
※以下、もらってうれしい状態の解釈(参考)
・着古したというより、サイズが合わなくなったり好みが変わり着なくなった毛玉やシミなどがない状態
・自分が着たい服でこの状態なら持って帰る
・大切に使った服を捨てるのではなく、必要な人にまた大切に使ってもらいたい

「夏のお楽しみ会 おやこでSDGs 」に出展しました

子どもたちが真剣に洋服を手に取り選んでいます

提供された洋服や靴など、
とても大切に使われていたことが伝わる衣類がたくさん

※連携先「社会福祉法人元気の泉 大倉山元気の泉保育園」についてはこちらから⇒https://www.genkinoizumi.net/okurayama/

各地で広げたい!

私たちの地域でやってほしい! どうやったらできるの? などお問い合わせがありましたら下記までご連絡ください。みなさん、いっしょに捨てない地域循環を広げていきましょう!

問い合わせ先
総合福祉推進室 地域活動推進担当 palkana-chiiki@pal.or.jp 045-577-3533 月~金 10~17時