パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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みんなで手仕事「みそづくり体験」を開催しました

1月15日、新横浜本部にて「みそづくり体験」を開催し、小学生の子どもを含む15家族30名の組合員が参加しました。
講師はPLA(パルシステム・ライフアシスタント)(※1)と食育ぱっくん隊(※2)の組合員が担当し、みんなで手仕事を楽しみました。

※1:パルシステムの理念や商品に関する情報(商品の成り立ちや特徴、商品にかかわるさまざまな取り組み)を把握し、くらしの視点に立って多くの組合員に商品の価値を伝える活動です。
※2:食育リーダー養成講座を修了し、組合員活動登録をしたメンバーが、当組合や地域のなかで、講座やイベントなどさまざまな活動を通じて食の大切さを伝えています。

 

みその素材は、「大豆」「塩」「麹(こうじ)」の3つだけ。
はじめにPLAの講師から今回のみそづくりの材料『大豆』と『海はいのち(塩)』について詳しいお話を聞きました。また、日本で消費される大豆の大部分は輸入に頼っていることや、遺伝子組み換えに「NO」とするパルシステムの姿勢に理解を深めました。

PLA講師による大豆の話

今回使用したのは『産直大豆ドライパック(缶)』

食育ぱっくん隊の講師は、みそづくりの手順を実演しながら解説。大豆の煮上がりの目安は親指と小指でつぶせる柔らかさであることなど、みそづくりの「コツ」も学びました。

食育ぱっくん隊にみそづくりを教わりました

大豆をしっかりつぶして

よ~く混ぜます

みそづくり体験が一段落したあとは、約1年前に職員が仕込んだみそを使った「みそ汁」と「スティックきゅうり」を試食しました。
みそ汁は食育ぱっくん隊がおすすめしている「みそ玉」を作って、お湯を注ぐだけですが、あまりのおいしさに参加者はみそ玉のレシピに興味津々でした。

みそ玉は冷凍保存もでき、お湯を注ぐだけで手軽に味噌汁がつくれます。ごまとみその香りが食欲をそそります。
食育ぱっくん隊の講師によると、お湯を注いだら牛乳を少し入れるのもおすすめ。

【みそ玉レシピ(2杯分)】

みそ30g、きざみねぎ少々、乾燥わかめ小さじ1、顆粒和風だしの素小さじ1/2、すりごま小さじ1/2を混ぜてお湯をを注ぐだけ。

1杯分ずつラップでくるみ、冷凍保存も可能です

通常のみそは仕込んでから半年程度熟成させますが、今回つくったみそは少量のため約1カ月で食べられるようになるとのこと。
発酵食品を作るのはむずかしいように感じますが、容器の消毒など手順を守れば簡単にみそをつくることができることがわかりました。
日常的に口にする食べ物を、自分の手で作る楽しさも実感できたイベントでした。

1月30日は「みその日」。ぜひみなさんもご自宅でみそづくりを体験されてはいかがでしょうか。
◆パルシステムの手づくりみその紹介ページはこちら⇒https://information.pal-system.co.jp/topics/tezukurilabo-miso/
◆『産直大豆ドライパック(缶)110g』を使用したみそづくりのレシピはこちら⇒https://daidokolog.pal-system.co.jp/recipe/9539

 

【参加者の声】

  • 「家でまたつくりたいから、手づくりみそセット注文して」と子どもに言われました。楽しかったようです。
  • 思っていた以上に楽しく、おいしく、勉強になる時間でした。
  • 帰宅してからみそ玉を作りました。子どもも楽しんでいて、とてもいい体験ができたと思います。
  • 以前パルシステムの企画で大豆を育て、今回みそづくりをして、一連の体験ができてよかったです。遺伝子組換えのお話もわかりやすく、ためになりました。