パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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小川和男養鶏場交流 「たまご好き集まれ」を開催しました

11月24日、パルシステム神奈川ゆめコープ相模センターにて、パルシステムの産直たまごについての学習会「たまご好き集まれ」を兼ねた交流会を開催し、10家族25名が参加しました。

まずは、(有)小川和男養鶏場の生産者小川さんに、飼育している鶏や卵について詳しく教えてもらいました。(有)小川和男養鶏場では3万羽の鶏を飼育しています。親鶏は安全・安心な非遺伝子組み換えの飼料を食べ、できるだけ自然に近い環境で育てられています。

ゆで卵を牛乳パックで挟んでおきます

お話を聞いた後は、質問タイムです。参加者の中から「双子の卵ができるのはどうしてですか?どうやって見分けるのですか?」という質問がありました。双子の卵は、成熟したばかりの若い鶏が産むことが多いそうです。白玉は透かせば黄身が見えるので双子の卵が分かりますが、赤玉は透かしても見えないので、大きさや形などから判断し、熟練した生産者の手で選別されるそうです。

質問タイムの後はハート型のゆで卵を作りました。 自宅にあるもので簡単に作れます。

ハート型ゆで卵の完成を待つ間に、小川さんが相模センター近くの耕作放棄地を活用して作っている里芋と八つ頭の収穫をしました。畑は前日の雨でぬかるんでいましたが、この日は良く晴れて収穫日和でした。
一株についている里芋は40~60個。里芋は親芋の脇に付いている子芋を収穫して食べますが、八つ頭は親芋も子芋も食べることができます。小川さんは茎の部分も煮て食べるそうで、八つ頭は葉っぱ以外は残すところなく食べられるとのことでした。

収穫した八つ頭

里芋の収穫

集合写真

収穫のあとは卵かけご飯を食べながら、小川さんとの交流タイムです。
小川さんの卵は黄身がしっかりしていて濃厚なのでご飯にとてもよく合います。

小川さんのたまごで卵かけごはん

ハート型の卵ができました

どのように鶏を飼育しているのか、どのように卵を管理しているのかなどのお話も聞くことができ、小川さんの生産している卵についての知識も深まりました。