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小田原特産の玉ねぎを苗から育てる「小田原玉ねぎを作ってみよう!(収穫)」を開催しました

5月18日、小田原市曽我みのり館近くの畑にてNPO法人小田原食とみどり主催の「小田原玉ねぎを作ってみよう!(収穫)」を開催し、組合員17家族59名が参加しました。

この企画はオニオン祭でもおなじみの小田原特産の玉ねぎ栽培をとおして、家族で気軽に農体験ができ、小田原地域のことや農薬に頼らない農業を知ることができます。植え付け・草取り・収穫の全3回で開催しました。
3回目となる今回は玉ねぎの収穫作業を行いました。

大きく成長した玉ねぎの収穫

楽しい収穫の様子

昨年の12月2日に小田原の生産者から教わって植え付けをし、4月13日に草取りと玉ねぎの試し掘りをした玉ねぎが、大きく立派に成長していました。ふかふかの土の中から次々とでてくる玉ねぎに、あちこちで参加者から歓声があがりました。
子どもたちも積極的にお手伝いをし、あっという間に玉ねぎでいっぱいになりました。
小田原は自然豊かな地域です。農薬に頼らない畑ではミミズやカエル等たくさんの生きものを観察することができました。とくにカエルは子どもたちに大人気でした。植え付けから収穫まで自分たちで栽培したことで「参加してよかったです」という声が多くあがり収穫の喜びを味わえたようです。

オニオンスープの試食

収穫したての玉ねぎで作ったオニオンスープ

収穫後には収穫した玉ねぎで作ったオニオンスープを試食しました。小田原の玉ねぎは生食でも甘みがあるのでさっと炒めただけでも子どもにも好評でした。「おいしいのでレシピを教えてほしい」という参加者もいました。

 

玉ねぎ栽培をとおして小田原地域のことや農薬に頼らない農業を身近に感じる機会となりました。

NPO法人小田原食とみどり

農業体験を中心とした交流事業をとおして、都市と農村を結び地域活性化や環境保全と地域資源が循環する社会づくりをめざす非営利活動団体です。小田原地域の耕作放棄地を活用し、農業体験 「農の学校」などを企画・運営しています。当組合では、小田原地域での耕作放棄地を活用した農業体験や生産者との交流企画などの業務を委託しています。