パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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「卵のパック工場&農場見学」を開催しました

7月30日、「産直たまご」の産地のひとつ、神奈川中央養鶏農業協同組合の鶏舎とパック詰め工場の見学を通じた産地交流会を開催し、組合員9家族25名が参加しました。

神奈川中央養鶏農業協同組合は、丹沢連峰など豊かな自然に囲まれた神奈川県愛甲郡にあります。現在、30~70代の生産者14名が計60万羽の鶏を飼育し、一日の総卵数55万個のうち、14万個の卵をパルシステムに出荷しています。

今回の見学では、飼育に関するこだわりや、農場で産みたての卵がパッキングされるまでの流れを知ることができました。

※集合写真撮影時のみマスクを外しております

鶏舎の見学

親鶏をさまざまな病気から守るために、鶏舎内や鶏舎の周辺への出入りは制限しています。出入りする車両の消毒を行う設備もあり、衛生管理を徹底しています。

見学会当日も鶏舎内への立ち入りはせずに、鶏舎の外から中の様子を見学したり、生産者から飼育へのこだわりや注意していることなどの説明を聞きました。鶏も暑いと体調を崩してしまうため、鶏舎内の温度が設定温度を超えた場合はミストを散布して鶏舎内の温度を下げているそうです。

パルシステムに出荷する卵の親鶏は、太陽の光と自然な風が入る鶏舎で飼育され、飼料の大半を占めるとうもろこしは、非遺伝子組換えを使用しています。各所に換気扇が設置されていて、丹沢山麓のきれいな空気を取り込んでいます。

徹底した衛生管理

太陽光と自然な風が入る鶏舎

鶏舎のなかの様子

農場で産まれた卵はすぐに敷地内にあるGPセンター(Grading(大きさの格付け)&Packing(パック詰め))で洗浄・サイズ分け・パック詰めがされ、出荷しています。卵の殻の割れや強度をチェックする工程もあり、品質管理も徹底されていました。

パッキングの工程の説明

殻の強度など品質をチェック

サイズの選別をしながらパックへ

紙パックのふたを閉じる

卵や鶏の飼育のお話や卵のパック工場をとおして安全・安心な卵が出荷されるまでの工程を知ることができました。