市民活動応援プログラムの支援団体について、各団体の訪問・ヒアリングを行い、支援金の使途状況や近況などを確認し報告します。

  • 第26回助成
  • 福祉

トトリネコ

当組合では、市民活動応援プログラムの支援団体について、支援金の使途状況や近況などをうかがうため、各団体を訪問しています。

トトリネコ

会長の松井ともこが育児への葛藤や家族との在り方を模索するなかで、おとなも子どもも、どんな人も気持ちよく活き活きと暮らせる手助けができないかと考え、同じように育児への葛藤を抱え共感した知人たちとともに「トトリネコ」を立ち上げました。
団体のメンバーが抱える育児への葛藤は社会的な課題でもあり、楽しく緩やかな時間を過ごしてもらい、少しでも学校、家庭や職場での日々の忙しさやストレスとは離れ、彼らが本来の自分自身に近づくことができるように見守り寄り添う活動を続けています。


活動場所:横浜市青葉区
ホームページ:https://totorinekoto.wixsite.com/tori
       

【訪問】
6月4日に開催の「声」からはじまる対話型ワークショップの見学とヒアリングを行いました。
ワークショップは、役割のなかで、小さくなってしまった”自分の声”を、好きだったものや記憶から拾いなおし、声に出して読みたい「好きなモノ」を持ち寄り、読み、聴き、対話します。
当日は、さまざまなバックグラウンドのある7名が参加し、松井会長が講師として約2時間のワークショップを開催されていました。

【支援金、賛助金活用状況】
当初計画されていた「支援学校での読み聞かせ活動」は、学校側の事情(インフルエンザ流行による授業時間や方針の変更)により、読み聞かせを行う時間自体がなくなりました。そのため、同じ青葉区エリアで親子を対象に地域活動を行っている他団体と連携し、参加費を徴収しない形式(参加者無料)で同様の活動・ワークショップを予定しています。また、今回のワークショップの会場費、イベント交通費、事務局費、また「読み聞かせ」で使用するスカーフなどの備品を購入しています。支援学校が対象のため、視覚的な仕掛けを必要としており、練習のための防音室利用費としても活用しています。

【訪問時にうかがった現状や課題など】

<現状について>
おとな向けワークショップでは、参加者が自身の興味のある本、台本、シナリオなどの「読み物」を持ち寄り、背景のシェアや一部の朗読(音読)を行うワークショップを定期開催。自分自身を振り返り、素の自分と向き合う場として機能しています。過去に実施した「映画づくりワークショップ」(子ども向け)では、パルシステム神奈川の地域イベント情報を見て遠方から参加された方がいて、「必要としている人に活動を届けられた」と団体立ち上げ当初からの想いが実現した確信しておられました。直近の土曜日には子どもたちが楽しめる「手作りダンボールガチャポン」のイベントなどを企画しています。広報として、 チラシの配布に頼らず、Webサイト(ビタミンママへの情報掲載など)、SNS(Facebook、Instagram)、メーリングリスト、オープンチャットなど、多角的なデジタルツールを駆使して集客を行っています。担当者の前職(文化施設の企画運営、広報経験)や地域メディア(森ノオト)でのライター経験が大きな強みとなっています。

<課題>
当初計画していた支援学校での活動は、学校側の体制変更や、学校を取り巻く環境・スケジュール次第で、外部団体のプログラム枠が削減・中止になりやすい不安定さがあります。また、事務局費としてスタッフへの正当な報酬(謝礼)や交通費が十分に支払えておらず、スタッフが持ち出すこともあります。アクセスがよく参加者が集まりやすい駅近くの施設(地区センターなど)は会場費が高く、参加費を低く抑えるなかでいかに費用を工面するかが課題となっています。

【パルシステム神奈川への期待】
地域イベント情報に掲載することで、実際にワークショップへ参加している方がおり、手応え(地域イベントとしての広報力)を感じておられました。また、今回の支援で活動の継続に寄与し、今後も支援いただきたいと期待されていました。

持ち寄った本と団体名の由来トリとネコのマスコット

ワークショップの様子

PDFファイルをご覧いただくためにはAdobe® Reader®が必要です。

Adobe® Reader®の
ダウンロードはこちら