「第26回市民活動応援プログラム支援金引渡し式」を開催しました
12月17日、新横浜本部会議室にて「第26回市民活動応援プログラム支援金引渡し式」を行いました。今年度選ばれた16団体から14団体が参加し、団体に対して総額400万円の支援金が引き渡されました。
市民活動応援プログラムは、県内各地でさまざまな課題に取り組む市民団体を、資金面で応援することを目的に2000年にスタートし、今年度で26回目を迎えました。今年は41の団体から応募が寄せられ、選考の結果16団体(※)が今年度の支援団体に決定しました。
第26回市民活動応援プログラム支援団体一覧はこちら→(PDFが開きます)
※今回ご案内しています16団体は、10月13日~11月21日の間で「賛助金カンパ」を募った19団体のうち、最終選考を通過した助成団体のみの報告となります。
各団体からのごあいさつ
当組合の理事長 藤田より「私たち生協だけでは解決できない地域課題に対して、みなさんのような活動団体の存在が不可欠です。それぞれのミッションを共有し、みなさんといっしょに心豊かな地域づくりに力を入れていきたい」のあいさつで始まった支援金引渡し式。各団体への支援金目録をお渡ししたあと、各支援団体からどのような活動をしているか、助成金をどのように使い、どう役立てるのかを報告していただきました。活動紹介では活動への熱い思いが語られ、助成金の用途については、活動を継続させるための設備投資、人件費や支援内容の充実などにあてたいと意気込みをいただきました。

当組合 藤田理事長

会場の様子

1団体ずつ支援金目録をお渡ししました
有識者選考委員からのメッセージ
第26回市民活動応援プログラム運営委員として、任命された外部有識者、西畑直樹氏(認定 NPO法人鎌倉市市民活動センター運営会議 地域コーディネーター)より総評をいただきました。
「今年も多様な団体が選ばれたことを大変うれしく思います。今回の審査において特に重視したのは、『団体の継続性』と、今回から項目に加わった『助成金の必要性』です。助成金はあくまで一時的なボーナスです。これだけに頼らず、会費や事業収益などを組み合わせ、自立した運営基盤を作り、活動を継続していってください」とお話しいただきました。

第26回市民活動応援プログラム運営委員の西畑 直樹氏
(認定 NPO法人鎌倉市市民活動センター運営会議 地域コーディネーター)
協力して地域の課題に取り組むために
続いて、当組合が立ち上げた「公益財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団」、「特定非営利活動法人セカンドリーグ神奈川」の活動内容や実践事例を紹介しました。公益財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団からは「神奈川ゆめ奨学金がめざすもの」、特定非営利活動法人セカンドリーグ神奈川からは「多岐にわたる支援活動の紹介」がありました。

公益財団法人神奈川ゆめ社会福祉財団の余 泰順氏

特定非営利活動法人セカンドリーグ神奈川の六角 薫氏
団体同士の交流タイム
各団体のお話の後は団体同士の交流タイムです。それぞれの活動にかける詳しい内容や継続の工夫などを伝えあい、大いに盛り上がりました。名刺交換をし、今後の連携にもつながる交流タイムとなりました。

それぞれの思いを伝えあいました
市民活動応援プログラムでは、2026年4月頃から各団体へ団体訪問を行います。また2026年5月27日には、横浜市港北区民文化センター「ミズキーホール」にて報告・交流会を行う予定です。報告・交流会では組合員も交えて地域での課題について、市民団体のみなさんと話をする機会もありますので、ぜひ多くの方々の参加をお待ちしています。

支援団体のみなさんと記念撮影
賛助金カンパ
10月13日~11月21日の間、組合員のみなさんに呼びかけました「賛助金カンパ」は、一次選考を通過した20団体のうち、19団体の活動に対して、247,132円のご支援をいただきました。これらの「賛助金カンパ」は、各々の団体へ贈られ、地域のなかでの活動に役立てられます。
趣旨にご賛同いただき、応援してくださったみなさまに感謝申し上げます。
