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「原子力利用に関する基本的考え方」改定に対する意見書を提出しました

1月23日、内閣府原子力政策担当室に対し、「原子力利用に関する基本的考え方」改定に対する意見書を提出しました。

私たち生活協同組合パルシステム神奈川は「生命を愛しみ 自立と協同の力で 心豊かな地域社会を創り出します」を基本理念として神奈川県で活動している生活協同組合です。東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、2012年に「エネルギー政策」を制定するなど、持続可能な社会の実現を目指して活動しています。これまでも事業活動や組合員家庭における省エネルギーの推進、脱原子力発電運動、地域と協同した再生可能エネルギー普及活動に取り組んでまいりました。当組合のこれまでの取り組みを踏まえ、以下の4点の視点から意見を申し述べます。

(1)原子力発電の稼働60年の延長については、科学的知見がなく、十分な検証がなされていない。
(2)再生可能エネルギーを中心とする「エネルギー基本計画」と大きく矛盾するものであること。「核燃料サイクル」の取り組みは破綻しており、放射能の廃棄物処理方法が確立されない中でさらに推進することに大きな問題がある。
(3)原子力発電は安定的で安価なエネルギー供給源ではなく、原子力発電の推進により電気料金が安価になることにはつながらない。
(4)脱炭素社会に向けて、石油、石炭、ウランなど海外からの輸入資源を必要としない、再生可能エネルギーにシフトすることが改めて必要である。

意見書の全文はこちらをご覧ください。⇒「原子力利用に関する基本的考え方」改定に対する意見書(PDFが開きます)

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