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新型コロナウイルスの影響により生活が困窮する学生へ食品を提供しました

5月15日、新型コロナウイルスの影響でアルバイトができなくなっている学生の生活を支えるため、フードバンク事業などを行っているNPO法人Heart34へ食品の提供を行いました。
今回のこの取り組みは、NPO法人Heart34と厚木市が、食品を無償で提供を行うため、市民および企業に協力の呼びかけがなされたことに応じたものです。

NPO法人と厚木市からの支援の依頼に対応

今回の取り組みは、NPO法人Heart34より、神奈川県内陸工業団地協同組合に食料支援の協力依頼があり、同組合に加盟しているパルシステム連合会相模セットセンターから連合会の地域活動支援室に相談が入り、食品の提供を行うこととなったものです。

5月15日、パルシステム生活協同組合連合会地域活動支援室長の中根氏が杉戸セットセンターから食品を引き取り、当組合の藤田理事長とともにNPO法人Heart34の事務所を訪問し、食品を提供しました。

パルシステムの支援に対し、NPO法人Heart34の管理者の磯野様と厚木市議会の議長の寺岡様から感謝の言葉をいただきました。

求人情報により学生を支援

提供された食品の受け渡しの様子

5月21日から3日間10時から15時までの間で学生への食品の配布が行われ、初日は194名の学生が受け取りに訪れました。学生同士のネットワークにより、この取り組みの情報が広がり、3日間で680名ほどの学生が引き取りに来られ、想定していた人数を大きく超え、用意した食品が不足したため、買い出しに行くなどの対応をする場面もありました。
アンケートでは、多くの学生がアルバイトの収入がなくなり、生活が困窮しており、今回の取り組みは非常に助かったという声が多く寄せられました。

食品の提供のほか、当組合ではアルバイトができない学生に向けて、相模センターと大和センターの早朝の倉庫作業の求人案内を100部用意し、引き取りに来た学生に配布していただきました。

NPO法人Heart34では、学校給食が中止となっていることから、100mlのパック牛乳700キロの提供を受け、6月27日と28日に学生に向けて提供を行う予定となっています。

当組合は、今後も行政や他団体と連携し、困難な状況にある方々の支援に取り組んでまいります。