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「タオルを贈る運動」に取り組み、9,572本のタオルと、1,072枚のメッセージが寄せられました

34回目となったパルシステムの牛乳産地へ「タオルを贈る運動」。今年は5月6日〜5月17日の2週間で取り組み、パルシステム神奈川ゆめコープの組合員のみなさんから9,572本のタオルと1,072枚のメッセージが寄せられました。

家庭に眠るタオルが酪農生産者を応援

乳房の清拭にタオルは欠かせません

「おいしい牛乳作りには、清潔なタオルが必要」という生産者の言葉をきっかけに1985年から始まった「タオルを贈る運動」は、今年で34回目となりました。
一般的に販売されている牛乳が120~130℃の熱を加える殺菌方法(UHT)に対し、パルシステムの牛乳は本来の味を生かすため、72~75℃(HTST)または65℃(LTLT)と低い温度で時間をかけて殺菌する方法を採用しています。こうした牛乳を製造するには、細菌数の少ないきれいな生乳が必要です。生産者は、乳しぼりの前に乳房を拭いたり、牛舎や搾乳機械を清掃したりと、清潔な環境を保つことに努めています。ここで欠かせないのが、清潔なタオルです。

一方、組合員の家には贈答品などで家庭に保管したままのタオルが少なくありません。家庭に眠るタオルという“未利用資源”を酪農の生産に生かそうと呼びかけるのが「タオルを贈る運動」です。

酪農を取り巻く状況はますます厳しく、酪農家の方々が抱える苦悩はより大きなものとなっています。そんな状況のなか、温かいメッセージとともに届く清潔なタオルは、生産者を励まし、おいしい牛乳作りのエネルギーとなります。 今回お預かりしたタオルとメッセージは、その他の会員生協に寄せられた分と合わせて、パルシステムの牛乳を生産する4つの産直産地(北海道「こんせん72牛乳」、埼玉県・茨城県「酪農家の牛乳」、埼玉県「酪農家の低脂肪牛乳」、岩手県「いわて奥中山高原の低温殺菌牛乳」)へお届けします。

〜みなさまのご協力、ありがとうございました〜

これらの牛乳を生産する産直産地へお届けします