「『神奈川のすくすくパン豚』バーベキュー交流会」を開催しました
4月26日、神奈川県愛甲郡にある清川リバーランドで「『神奈川のすくすくパン豚』バーベキュー交流会」を開催し、生産者14名と組合員44名、関連会社・スタッフ16名の総勢74名が参加しました。2019年以来となるこの交流会は、『神奈川のすくすくパン豚』予約登録者と生産者の交流を目的とした企画です。
『神奈川のすくすくパン豚』は、パルシステムのパンを作る子会社(株)パルブレッドで発生する未利用パンを、豚の飼料として利用する資源循環の取り組みから生まれました。地産地消を希望する組合員の声と資源循環の取り組みに賛同する県内生産者の協力により実現した、当組合限定の商品です。
組合員と生産者である山口養豚場のみなさん、関連会社の社員がテーブルを囲みながら、バーベキューを通じて交流を行いました。

全員で協力しながら、パン豚を焼いていきます
生産者と組合員が、パン豚を食べながら語り合いました
生産者と直接お話できるということもあり、話題はもちろんお肉のこと。
「豚肉はどうやって食べるのがいちばんおいしいのか」「一度に何頭の子豚が生まれるのか」など、生産者だからこそ知っていることを質問し、組合員は熱心に耳を傾けました。

ふたりの生産者が自分のからだを見本にして
豚肉の部位を説明する場面もありました
学習会をとおしてパン豚へのこだわりを学びました
バーベキューを楽しんだあとは学習会を行い、知識を深めました。山口養豚場の山口代表からは、母豚がストレスの少ない状態で飼養されていることや、穀物が効率よく肉になるためのエサづくりの努力などの説明をしていただき、興味深いお話に参加者は関心を寄せました。

山口代表のお話に熱心に耳を傾ける参加者
(株)パルブレッドからは、パン豚の飼料の一部になっているパルシステムのパンは不必要な添加物を使わず時間をかけて発酵させていることや、パン豚が生まれた経緯についてなどの話がありました。 「捨てていた未利用のパンを使ってもらえて、豚はおいしい飼料が食べられて、組合員はこだわりのパン豚を買うことができる」まさにパルシステムらしい商品だと説明されました。
参加した生産者からは、「数年ぶりにバーベキュー交流会ができてうれしかった」「これからもパン豚の利用をよろしくお願いします」とのコメントがあり、組合員との交流を喜ぶ姿が見受けられました。

最後は笑顔で記念写真!
参加者の声
緑豊かな清川村で大切に育てられた『神奈川のすくすくパン豚』。
その雄大な自然を眺めながら生産者と組合員が分け隔てなくかかわり、よりいっそう『神奈川のすくすくパン豚』への愛と知識が深まった、実りのある交流会となりました。