パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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「親子で考えよう!食べ物の話」を開催しました

8月19日、新横浜本部にて親子参加企画「親子で考えよう!食べ物の話」を開催し、7家族17名(おとな7名、子ども10名)が参加しました。

パルシステムでは、パルシステムの商品づくり「7つの約束」の実現をめざして商品づくりを進めています。そこで今回はPLAを講師に、7つの約束のひとつ「厳選した素材を使い、添加物にはできるだけ頼りません」をテーマに、小学生以上のお子さんと手軽な材料で色の変わるサイダーを作りながら、身近な食品添加物について学習しました。

飲み物の砂糖の量は?

お砂糖は何本?

はじめは、身近な飲みものに含まれる糖分についてのクイズ。みんなで炭酸飲料、スポーツドリンク、天然果汁100%、缶コーヒー(加糖)などの糖分(目安)をスティックシュガー3gに換算して何本分になるかを考えました。

その答えは・・・
・炭酸飲料500ml:40~50g スティックシュガー13~22本分
・スポーツドリンク500ml:20~34g スティックシュガー6~11本分
・果汁100%ジュース500ml:50~60g スティックシュガー16~20本分
・缶コーヒー(加糖):190ml 2~13.5g スティックシュガー1~5本分

参加者は炭酸飲料や果汁100%ジュースに含まれる糖分(スティックシュガー)の多さにびっくり。一見少なく見える缶コーヒーは容量が190mlのため、何本も飲んだり500mlサイズのものを選んだりすると、結局は砂糖の量が増えてしまうこともわかりました。果汁100%ジュースには、濃縮果汁還元のものとストレート果汁のものがあり、濃縮果汁還元のものは加工の過程で風味が弱くなるなどの理由で香料や糖分が添加される場合もあるとのことでした。

砂糖を入れて

よくかき混ぜて砂糖を溶かす

ドキドキのサイダー作り

次は、いよいよお待ちかねの色の変わるサイダー作りです。 子どもたちはマロウブルー(アントシアニン色素を含むハーブティー)を使って、色が変化するサイダーの実験に挑戦しました。 紫色のハーブティーにスティックシュガーを溶かして氷を入れてさまし、重曹(アルカリ性)を入れると緑色に。さらにクエン酸(酸性)を入れると、重曹とクエン酸が反応して炭酸の泡とともに薄いピンクがかった紫色のサイダーになりました。

慎重に重曹を入れる

重曹を入れたら…

ちょっぴり味見♪

また、PLA講師による実験では、水に食用色素やオレンジの香料などを加え、果汁を使わずにオレンジジュースのようなものもできました。市販の商品には、果物の風味の清涼飲料水(無果汁)や、果汁の割合が少ないため香料を添加して風味を補っているものがあることも知り、子どもたちからは「いろいろな飲み物を調べてみたい」という声も。

PLA講師は、パルシステムオリジナル商品の中から、原材料を見直して添加物などを削減した『おやつソーセージ』『国産つがるりんごジュース(無香料)』『国産粉ホットケーキミックス』の3商品を紹介。「今日食べて来た!」「いつも買ってる!」「『おやつソーセージ』大好き!」「リンゴジュース飲んでみたいなぁ」など、子どもたちの元気な声にみんなも笑顔になりました。

 

最近はカフェインを多く含むエナジードリンクが次々と発売されていますが、海外だけでなく国内でもカフェイン中毒などが話題となり、注意喚起の表示もされてきています。手軽な清涼飲料水の感覚でエナジードリンクや、カフェインを多く含む飲料などをいくつも飲むことで、過剰摂取となる心配もあります。子どもや妊娠中だけでなく、おとなも注意が必要です。

会場では「お父さんにも伝えなくちゃ」と、これらの掲示物をスマートフォンで撮影する様子も見られるなど、身近な食品添加物への関心がより高まった企画となりました。

パルシステムは組合員からの「より安全に、よりおいしく」という声にこたえて、既存品の原材料や味付けの改善などに取り組んでいます。

お父さんにも伝えなくちゃ!

◆今回の講座でご紹介したパルシステム商品の食品添加物等についての取り組み

  • 『おやつソーセージ』リン酸塩、化学調味料、着色料不使用。2017年度からはたん白加水分解物も抜いてリニューアル。
  • 『国産つがるりんごジュース(無香料)』国産つがるりんご100%の従来品から香料を抜いて、パルシステムオリジナル商品に。
  • 『国産粉ホットケーキミックス』小麦粉はポストハーベスト農薬の心配のない国産。乳化剤、着色料だけでなく、トランス脂肪酸の健康への影響を心配する組合員の声にもこたえてショートニングも不使用です。さらに膨張剤はミョウバン(アルミニウム)を含まないものに変更しています。