パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

  • 平和 国際活動

平和・国際フェスタ「ハートカフェ ~ぶらり地球さんぽ~」を開催しました

2月4日、みどりアートパーク(横浜市緑区民文化センター)にて平和・国際フェスタ「ハートカフェ ~ぶらり地球さんぽ~」を開催し、456名が来場しました。

地域で活動している団体や個人と連携し、戦争体験者の講演会やウクライナの楽器「バンドゥーラ」の演奏など、平和と国際問題について考える場となりました。

ワークショップ、伝統工芸品やフェアトレード品の販売、パネル展示

平和活動や国際協力に取り組む11の団体や個人が出展し、「原爆の図」の展示やウクライナの工芸品「プィーサンキ」の制作実演をはじめ、フェアトレード商品の販売や在日の外国人の困窮状況の説明など、来場者がさまざまな体験を通じて平和と国際問題について知るきっかけをつくりました。また、障がい者就労支援事業所がつくったパンやお菓子などの販売も行い、文化や価値観や個性というあらゆる違いを超えて、人と人がつながることの大切さを実感する機会となりました。

ウクライナの工芸品「プィーサンキ」と
アーティストのソロツカさん

水汲みの大変さを体験

南アジアの伝統衣装を試着体験
さまざまな国の文化に触れる

出展者からのメッセージ

出展者からは「日常生活のなかでは平和や貧困、国際的な問題について考える機会が少ないかもしれません。お越しいただいた方々には、こうした場をきっかけにいろいろなことに関心を寄せてほしい」とお話しされていました。
バンドゥーラ演奏会ではウクライナ出身の奏者カテリーナさんから来場者に「音楽に国境はない。言葉が通じなくても音楽で通じ合える。ウクライナの文化を知って、応援してほしい」と語りかけました。

戦争体験者による講演(ごえんのちから)

バンドゥーラ演奏会 奏者のカテリーナさん

私たちの社会は、困難を抱えている人、助け合っている人、支援活動に奮闘している人など、さまざまな人々がかかわり合い、成り立っています。そのことに気づき、興味をもつためには、まずは「知る」というところから始まるのかもしれません。これからもパルシステム神奈川はさまざまな社会的な課題と向き合い、組合員や地域団体の方々と手を取り合い、私たちにできることを考え、行動してまいります。

来場者の声

  • いつもこの施設を使っているので立ち寄りましたが、いろいろな団体がさまざまな問題と向き合っていることを初めて知りました。
  • 小学校の自由研究でウクライナのことを調べていたのでこのイベントに来ました。ウクライナの主食や、四季はあるのか、クリスマスの過ごし方などウクライナ出身の人に直接質問できました。