パルシステム神奈川のイベントレポートをご案内します。

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活動しています!「2021小田原農の学校」

「小田原農の学校」では、自然豊かな小田原で思いっきり土に触れる楽しさ感じてほしいという思いから、年間をとおして農体験を行っています。

2021年度「小田原農の学校」は、たんぼの学校(初級コース・中級コース)、はたけの学校(初級コース)、ハーブの学校(ハーブ倶楽部、JHS初級ハーブインストラクター養成コース、JHS中級ハーブインストラクター養成コース)3学校6コースを開催し、初心者から10年以上継続する方まで幅広い年齢層の方が参加しています。

今回は、各学校の活動の様子を紹介します。

たんぼの学校

昔ながらの米作りを体験できるコースで16家族57名が参加しています。5月2日にスタートし、籾まき、田植え、かかし作り、草取りを行ってきました。7月18日には講師を招き、生きもの観察を行い農薬を使用していないたんぼにはたくさん生きものが共存していることを確認。そして収穫の秋を迎え、稲刈、脱穀を行いました。この頃になると仲間意識も強まり、協力し合う姿が多く見受けられるようになりました。11月7日、修了式としめ飾り作りを行い、精米したお米を持ち帰りました。

たんぼの学校初級のみなさん

たんぼの学校(中級)豊年倶楽部のみなさん

はたけの学校

月に1回インストラクターの講義を受け、野菜作りの初歩から農薬、化学肥料に頼らない野菜づくりをします。今年度は18家族59名が参加しています。4月11日にスタート。畝作りから行いピーマン、なす、きゅうり、ミニトマトなどの夏野菜作りを行いました。フリースペースには、とうもろこしやオクラを育てる方もいました。今年の夏の野菜は育ちがよく、オクラは2m近くの高さになったものもあり、全体的に豊作でした。現在は、かぶ、大根、小松菜、ほうれん草などの秋冬野菜を植え、育てています。

はたけの学校。インストラクターから受講の様子

はたけの学校での活動の様子

ハーブの学校

ハーブ畑では、ラベンダーをはじめ約20種類のハーブを農薬を使わず育てています。
ハーブ倶楽部は、4月25日に新メンバーが加わり、19名が参加しています。メンバー同士で相談し教え合い、考えながら活動しています。夏には、オレガノ、チェリーセージ、バジル、赤しそなどのハーブが色鮮やかに育っていました。
現在はローゼル、レモングラスが元気よく育っています。ローゼルはジャムに、レモングラスはクリスマス&お正月リースに活用する予定です。
JHSハーブインストラクター養成コースでは、ハーブの歴史・栽培・ガーデニング・薬用・クラフト・料理・染色・アロマテラピーとハーブ全般にわたる基礎的な知識を学びます。
初級は4月18日に4名、中級は5月16日に7名が参加し、1年間の活動がスタートしました。
10月までの実践授業ではアロマ石けん、ハーブオイル、ラベンダーバンドルズ、レモングラスの染色などを学びました。

ハーブ倶楽部の様子

JHSハーブインストラクター養成コースのみなさん

各学校の活動ブログを公開中です! NPO法人小田原食とみどりのホームページからご覧ください。
http://www.shoku-midori.or.jp/gakkou21/gakkou.html
来年度の募集は2022年2月上旬の予定です。

※「小田原農の学校」はNPO法人小田原食とみどりとパルシステム神奈川2団体で運営しています。